葉酸サプリメントが前立腺癌(がん)のリスクを高める 【海外ニュース】

葉酸サプリメントが前立腺癌(がん)のリスクを高める

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葉酸サプリメントを摂取した男性は摂取しなかった男性に比べて、前立腺がん)のリスクが2倍以上高いことが、10年間の研究によって明らかにされた。ただし、サプリメントではなく食事により葉酸塩(folate)を適量摂取していた男性では、前立腺の発症率がやや低かったという。

研究著者である米南カリフォルニア大学予防医学助教授のJan Figueiredo氏は「適量の葉酸塩は有益かもしれないが、過剰な葉酸塩は必ずしも有益でないと思われる」と述べている。同氏らは今回、男性643人を対象に、10年あまりの追跡調査を実施した。葉酸塩は緑色の葉野菜に含まれる基本栄養素であり、葉酸はその合成型。

研究の結果、前立腺リスクの推定値は、1日あたり1gの葉酸サプリメントを摂取した男性では9.7%、プラセボを摂取した男性では3.3%であった。研究結果は、米国立研究所誌「Journal of the National Cancer Institute」3月10日号に掲載された。

Figueiredo氏は「葉酸塩は細胞の増殖や分裂に重要な役割を果たし、細胞は葉酸受容体の効率を高めようとする。合成型である葉酸のほうが、バイオアベイラビリティbioavailability(生物学的利用能※生体内での利用効率)が高く、細胞内での有効量が自然源から得られるものよりも多い」という。

食事性の葉酸は、穀類やその他の穀物製品に含まれ、米国では中枢神経系の発達に影響を及ぼす先天性欠損の低減のため、米国食品医薬品局(FDA)が1996年以降、これら食品の葉酸強化を求めてきた。同氏は「強化以来、それらの食品から摂取される葉酸塩の量がおそらく必要以上になった」と述べている。 (HealthDay News 3月10日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=624906

2009年3月27日 10:14 [男性の健康]|[癌(がん)]

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