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鼠径ヘルニア修復術用メッシュの第二世代製品を日米同時リリース

小林製薬株式会社の関係会社である株式会社メディコン(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:堀口 彰、以下 弊社)は、成人鼠径(そけい)ヘルニア修復材の市場で約400万個以上の販売実績を持つプラグ型メッシュ(※)『Bard メッシュ(プラグ)』を軽量化した新製品『Bard メッシュ(ライト パーフィックス プラグ)』を、2月8日(月)に日米同時発売いたします。

今回は、医療機器業界の課題であるデバイスラグ(製品導入の遅れ)が発生しないよう、軽量化した最先端のメッシュを日米同時発売することとしました。

(※)メッシュについて

現在日本において、メッシュを用いた成人の鼠径ヘルニア修復術は年間約15万件が実施されており、鼠径ヘルニア修復術用メッシュ市場の60%はプラグ型と呼ばれる製品です。アメリカの同市場においても、約半数でプラグ型製品が使用されております。

また、昨今のヘルニア修復術においてはメッシュの質量軽減化が大きな話題となり、世界的に様々なアプローチがなされ、また良い術後成績を収めています。

【『Bard メッシュ(ライト パーフィックス プラグ)』について】

弊社の新製品『Bard メッシュ(ライト パーフィックス プラグ)』は、日本における鼠径ヘルニア修復術で最も多く使われている『Bard メッシュ(プラグ)』を軽量化しただけでなく、以下のような特徴を持っています。

1) メッシュの繊維を細くし、網目を大きく(Large Pore)する特殊な編製法を取り入れることにより、ポリプロピレン単一素材で弊社従来品の「Bard メッシュ(プラグ)」より約50%も質量を軽減しております。

2) ポリプロピレン単一素材で網目が大きいことにより、埋め込んだ後にメッシュの中に形成される生体組織が柔軟になることが期待できます。

上記、1)、2)により、手術後の患者さまの違和感軽減が期待できます。

■製品概要

≪販売名≫

Bard メッシュ(ライト パーフィックス プラグ)

≪クラス≫

高度管理医療機器(クラス3)

≪承認番号≫

16000BZY01128000

≪製造元≫

C.R.Bard, INC.

≪発売日≫

2010年2月8日(月)

【参考情報】

弊社では、ヘルニア修復用メッシュを用いた手術に関する様々な情報を、治療に携わる医療関係者の皆様向けと医師向け会員サイト「メディ助」を運営しています。

メディ助 URL: http://med.medisuke.jp/

【株式会社メディコンについて】

株式会社メディコンは、グローバルに医療機器を製造・販売する米国のC.R.Bard社と、OTC医薬品や日用雑貨および健康食品等の製造販売、医療機器の輸入販売をする小林製薬株式会社が折半出資する合弁会社です。弊社で取り扱っている製品は、主にC.R.Bard社より輸入しています。

■会社概要

社名   : 株式会社メディコン

本社所在地: 〒541-0046 大阪市中央区平野町2-5-8 平野町センチュリービル1F

資本金  : 1億6千万円(米国:C.R.Bard社 50%、日本:小林製薬株式会社 50%)

事業内容 : 医療機器製造販売業(輸入販売)

主要製品 : 尿道カテーテル、完全閉鎖式導尿システム、

鼠径ヘルニア用メッシュ、人工血管、

皮下埋込型ポート、生検関連用具、末梢血管ステント、

胆管ステント、尿管ステント、ドレーンチューブ、

電気生理診断装置、電極カテーテル、中心静脈カテーテルなど

URL    : http://www.medicon.co.jp

2010年02月01日 12:02

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