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強度調整自在の骨盤安定サポートベルトを新発売

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(株)小原工業(東京都世田谷区、秋山重幸社長)はこのほど、産後の骨盤安定サポートベルト「プーリーパワーブレースSI」を発売した。通信販売などで販売する。

同製品は、産後の骨盤の緩みを修復・改善するための骨盤ベルト。米国で特許取得のワンタッチ式のプルシステムを採用しており、わずかな力でバンドを締める強度を調整できるなどで、使い勝手にすぐれる。

「製品のベースとなっているのは、弊社で取り扱う腰痛対策ベルト。その特徴は、米国特許取得済みのテコの原理を応用したプーリーシステムの採用。これにより、わずかな力で締め付け強度を自在に調整でき、お年寄りの方でも簡単にしっかりと締め付けることが可能です。この製品は、その腰痛用をよりコンパクトにし、骨盤にピンポイントで使えるよう設計したモノになります」と同社企画業務部室長の小原正泰氏は説明する。

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通常の骨盤ベルトの多くが1本のバントタイプなのに対し、同製品は、2つの帯が「プーリーシステム」でつながっている(写真参照)。使用する際には、まずプーリーシステムが骨盤の位置に来るよう調整し、適度な強さでベルクロマジックでとめる。その後、プーリーシステムとつながった部分を引っぱり、好みの強さに調整する。

従来のベルトでは、そのものを伸ばし、巻きつけるため、どうしても緩みや歪みが出たり、とめる際に安定感を失いがちだったが、この製品の場合、本体のベルトは固定したままで強度調整のために紐を引っぱるので、本体が緩むことがなく、非常に安定感にすぐれる。さらにテコの原理を応用したプーリーシステムは少しの力で、しっかり締め上げれるため、微妙な強度にも自在に対応できる。

安定感の源となる各パーツも耐久性にこだわっている。強い負荷のかかる紐部分は、パラシュートにも使用される三重編みのモノを採用。本体は、負荷がかかり、痛みやすい部分を中心に、しっかりと作りこんでおり、激しいスポーツシーンでも使用できるほどの強度を誇る。さらに全体がメッシュ加工されており、長時間装着におけるストレスや不快感は極めて少ない。

同製品は、米サイバーテックメディカル社のもので、同社が日本総代理店となっている。そのクオリティは非常に高く、緊急医療の現場や米軍でも採用されている。

価格 : オープン価格

2010年08月06日 13:09