株式会社ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:成松義文)は2010年9月1日から、全国47都道府県に展開する「ファンケルショップ」などの直営店舗、ならびに台湾・シンガポールで展開する店舗スタッフの制服を一新します。
当社では、お客様と直接お会いする店舗スタッフを、商品と同様に「無添加」の象徴であると考えております。商品については、全てのお客様に対して、無添加化粧品の特長である「肌へ負担を与えないこと」「美容成分が肌へしっかり届く」という『無添加のチカラ』をお伝えしております。一方、お客様をおもてなしするスタッフについては、「無添加」をイメージさせるやさしさや清潔感に加え、店舗のグローバル展開を見据え、これまで以上に“おもてなしの気持ち”や“気品溢れる上質感”を目指し、今回制服をリニューアルしたものです。新制服のデザインや機能性は、制作プロジェクトを通じて店舗スタッフの意見を反映させたほか、制服素材に再生可能な素材を使用するなど、環境にも配慮しています。
当社では、今回の制服リニューアルを機に、より一層の親しみやすさ、上質感のある装いでお客様をおもてなしし、さらに素肌がきれいになることへの期待感をお持ちいただける、きめ細やかな接客サービスを行ってまいります。
商品の持つ「無添加のチカラ」・スタッフの持つ「おもてなしの気持ち」を表現。
当社では、1995年から直営店舗の展開を開始し、化粧品やサプリメントなどを販売する「ファンケルショップ」、ジューススタンドを併設した「ファンケルハウスJ」などを中心に、全国47都道府県に179店舗を出店しています(2010年8月末現在)。今回は、国内の直営店舗スタッフ約1400名と台湾・シンガポールの店舗スタッフ約200名の制服を同時にリニューアルいたしました。
今後のさらなる直営店舗のグローバル展開を見据え、また、無添加化粧品の特長である『無添加のチカラ』を世界に伝えていくことを目指し、店舗スタッフの“おもてなしの気持ち”や“気品溢れる上質感”を表現する新たな装いで、お客様をおもてなししてまいります。
“最高のおもてなし”を表現したデザインに。店舗スタッフの意見も反映。
今回の新制服では、しなやかに動くことのできる機能性・スタイル感の向上、季節感が表現できることはもちろん、直営店舗ならではの“最高のおもてなし”をデザインで表現しました。これまでのファンケルブランドのイメージである、安心感や親しみやすさに加え、上質感のあるジャケットとボトムに、“幸せや期待感を表すピンク”と“信頼や知的さを表すアクアブルー”のスカーフを採用。お客様をおもてなしする気持ちを最大限に引き出し、お客様の居心地の良い雰囲気作りも大切に考えました。
トップのインナーは、白・紺の2色、ボトムはスカート、パンツの2種類、スカーフはピンクとアクアブルーが揃い、店頭プロモーションやメークに合わせてスタッフ自身が自由に組み合わせることができます。なお、今回の制服のデザインと機能性は、店舗運営に携わるメンバーによる1年間の制作プロジェクトを経て決定。店舗スタッフの意見を細部にまで反映させました。
再生可能な素材を使用、環境にも配慮。
新制服の採用にあたっては、地球環境への負荷を少なくすることにも配慮し、オンワード商事株式会社に作製を依頼。同社では、新制服の素材に再生ポリエステルを利用するとともに、使用しなくなった制服をスタッフから回収し、帝人ファイバー株式会社の協力を得てポリエステル原料として再利用します。これにより、循環型リサイクル社会の構築に少しでも貢献できればと考えています。
◆マタニティワンピース(紺)
・・・しなやかな「揺らぎ」を感じる女性らしいライン。腹囲の調節も簡単にできます。
◆エプロン(紺)
・・・ジューススタンド併設店および全店舗での各種作業時に使用。
新制服は、ジャケットを着用しない春夏用4月から9月(写真:右)、
ジャケットを着用する秋冬用が10月から3月(写真:左)の2パターンとなります。
デザイナーコメント
2004年と2006年に制服をリニューアルした際にも、制服のデザインを担当させていただきましたが、今回は従来の“無添加”のイメージに加え、“グローバル化”を意識したエレガントな制服に進化させたい!というファンケル様の熱き想いを受け、長き産みの苦しみはありましたが、機能面と優美性を兼ね備えた新ファンケルにふさわしい制服を、ファンケルのプロジェクトメンバーの皆さまと一緒に作ることができたと、充実した気持ちです。サイエンスを感じさせる優しい紺色の色合いに、類のない上質感とドレープ性を実現させたアウターは、全女性の憧れ、美しいデコルテと、動いてきれいに見えるラインを追及したデザインになっています。機能的なカットソーのインナーと合わせる、リズミカルな水玉模様のシフォンスカーフで、自由自在にアレンジが楽しめます。
デザイナー 天野純子