日本水産株式会社では、機能性素材「EPA」を使用したブランド「海から、健康EPAlife(エパライフ)」5品が、このほど機能性表示食品(※1)として消費者庁に受理されました。これを受け、常温食品売場向けの缶詰3品を7月1日より新発売します。また、フィッシュソーセージ売場向け商品2品を5月14日より機能性表示食品として販売開始します。
※1 機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁の個別の許可を受けたものではありません。EPA・DHAには中性脂肪を下げる効果が認められており、このほど受理された本ブランドの5品は、中性脂肪が気になる方に召し上がっていただきたい機能性表示食品です。なお、これら5品の届出表示は、以下のとおりです。「本品には、EPA・DHAが含まれます。EPA・DHAには中性脂肪値を下げる作用があることが報告されています」。
ニッスイは、青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸の一種である「EPA」(エイコサペンタエン酸、eicosapentaenoic acid)を30年以上にわたり研究、1990年より医薬品原料として生産しています。
2015年4月に施行された「機能性表示食品制度」のもと、食の分野でより健康的な生活の維持に役立てていただくため、ニッスイはこのEPAおよびDHAを含有する食品を、「海から、健康EPAlife(エパライフ)」ブランドとして提案しています。
健康維持が期待できるEPA・DHAの摂取量は、1日あたり900mg(※2)です。
本ブランドではこの摂取量を毎日無理なく摂っていただくため、冷凍食品・常温品・日配品・フィッシュソーセージなど、ニッスイが得意とする各分野で品揃えして、これらを組み合わせて召しあがることを提案しています。
本ブランドマークに印された☆印は、EPA・DHAの摂取量の目安としていただくため、☆1つあたりEPA・DHA量150mgを含むことを示しており、☆6つで1日に必要なEPA・DHA量900mgを摂っていただけます。
※2 日本人を対象にした観察研究JPHC研究 (Circulation. 2006 ;113,195-202)より。
JPHC研究とは:「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」として、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に役立てるため行われている研究です。平成21年度までは厚生労働省がん研究助成金による指定研究班として、平成22年度以降は独立行政法人国立がん研究センターによって実施されています。
【詳細は下記URLをご参照下さい】
・日本水産株式会社 2016年4月8日発表
・日本水産株式会社 ホームページ
[ 特 集 ] 機能性表示食品制度[機能性表示対応素材] 《更新随時》