株式会社わかさ生活は、ポリフェノールの一種で美容に役立つ成分「レスベラトロール(サンタベリー由来)」の機能性について研究を続け、この度、北海道薬科大学との産学共同研究『ビタミンC合成不全マウスを用いたサンタベリーの炎症、皮膚コラーゲン減少に対する影響』を、2017年6月2日(金)第17回 日本抗加齢医学会総会(東京都千代田区)にて発表しました。
株式会社わかさ生活は、サンタベリー(※1)の機能性について、研究を続けいました。サンタベリーは北欧に自生する赤色の果実で、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールを多く含んでいます。
※1・・・サンタベリーはわかさ生活の登録商標です。(英名:リンゴンベリー)
わかさ生活と北海道薬科大学 若命 浩二(わかめ こうじ)准教授との共同研究『ビタミンC合成不全マウスを用いたサンタベリーの炎症、皮膚コラーゲン減少に対する影響』を、2017年6月2日(金)第17回日本抗加齢医学会総会(東京都千代田区)にてポスター発表しました。
この研究の結果、ビタミンC合成不全によるマウスの皮膚老化現象に対して、サンタベリーエキスの摂取により生体内での炎症が抑えられることと、皮膚コラーゲン(1型・17型)の減少を抑えることが明らかとなりました。
【研究背景・内容】
炎症と肌の老化は密接に関係し、肌でおこる慢性炎症が肌荒れやシミ、シワなどを引き越す原因になることから慢性炎症を抑えることは肌の健康を保つために必要であると考えられています。ビタミンC合成不全マウスは、ビタミンC不足により活性酸素の除去能力やコラーゲン合成能力が弱まり、生体機能が正常に機能しなくなる老化モデルマウスとして研究されています。そこでわたしたちは、トランス-レスベラトロールを豊富に含むサンタベリーをこのマウスに投与することにより、特に皮膚の老化に着目して研究しました。
【研究結果】
ビタミンC合成不全により引き起こされる生体内の炎症に対してサンタベリーは抑制に働き、皮膚中のコラーゲン(1型・17型)の減少も抑えることが示唆されました。このことからサンタベリーを摂取することによるアンチエイジング効果が期待されます。今回の研究成果を、更なる研究開発につなげ、今後もより多くの方の健康のために、安心かつ安全で高品質な商品をお届けします。
□■サンタベリーとは■□
ツツジ科スノキ属の低木植物です。フィンランドなどの北欧の森に自生しており、8月の終わりから9月にかけて真っ赤な果実を実らせます。葉は、1年中濃い緑色をしており、表面はワックスで磨いたようなツヤがあることが特徴です。サンタベリーは、ポリフェノールの一つであるレスベラトロールを豊富に含む食品として知られています。レスベラトロールはこれまでに、寿命延長効果などの報告がなされ、アンチエイジング効果が期待される成分です。本試験では、このビタミンC不足状態のマウスを用いて、サンタベリー由来レスベラトロールの肌への影響を確認致しました。
【詳細は下記URL(またはPDF)をご参照下さい】
・株式会社わかさ生活 2017年6月3日発表
・株式会社わかさ生活 コーポレートサイト