ハナマルキ株式会社は、同社製品「液体塩こうじ」に関して国内に続き、米国でも特許権を取得しました。（米国特許番号: US 9,622,501 B2）この取得により、ハナマルキは日本の伝統調味料である「塩こうじ」及び「液体塩こうじ」の国内外での普及に努めます。
■取得の背景
2012年より発売を開始したハナマルキ「液体塩こうじ」は、日本の伝統調味料である塩こうじを、同社独自の製法で液体化した調味料です。従来のペースト状の塩こうじに対する消費者からの「こうじの粒が苦手、使いにくい」という意見を受けて開発しました。日本国内では今年2017年1月に特許を取得しており、国内に続き、米国でも特許が認められました。
液体塩こうじは、同社独自製法「非加熱製法」の採用により、ペースト状の塩こうじと比べ、酵素の力が強まって旨みも格段にアップし、素材もより柔らかくなりやすくなりました。化学調味料不使用の調味料である点も、近年の健康志向に応え、売上の後押しとなっています。
同社はこれまで、企業理念「素材とモノ作りを大切にしていく」という考え方の下、商品開発の技術向上に力を注いできましたが、今回、初めて海外特許を取得し、自社技術が世界レベルで認められたことは、同社にとって大きな励みと自信になりました。
液体塩こうじ自体は海外での展開を強化しており、2015年にはタイに現地法人を設立。2016年には、フランスの有名ホテルでの起用が相次ぐなど、世界各地域での使用が加速しています。更に、今回の米国特許取得を契機に、液体塩こうじの国外での展開をより一層進めていく方針です。ハナマルキは今後も、日本古来の発酵調味料である「塩こうじ」及び「液体塩こうじ」の更なる可能性の追求を目指します。
【詳細は下記URLをご参照下さい】
・ハナマルキ株式会社 2017年6月28日発表
・ハナマルキ株式会社 公式サイト
