日本中央製薬株式会社は「覚える」ことに焦点を当てた受験生用サプリメント「メモリーキープEX」を受験勉強のラストスパートを迎える11月27日に発売します。
学習時の栄養を補う目的でDHA(ドコサヘキサエン酸)などを主成分に用いたサプリメントはすでに販売されていますが、受験勉強に特に重要な「覚える」機能のサポートに焦点を当てたものはこれが業界でも初めての試みとなります。
価格は1箱(約1か月分)1万6200円(消費税込み)です。高校や大学などの受験生を対象に、予備校や塾を通じて販売するとともに、アマゾンや自社のネット通販サイトを通じた販売も合わせて行っていきます。当面の売り上げ目標として月間3000箱の販売を計画しております。
この新製品は臨床試験で脳内血流を促進する効能が確認されているシルクペプチドを主配合したほか、記憶力の改善効果で知られているイチョウ葉エキス、全身の血流を促進させるショウガエキス、脂肪燃焼効果の高い赤トウガラシ、ビタミンなどを総合的に配合したカプセル剤です。これを一日4粒目安に飲むことで、長時間の受験勉強の座学による体内血液循環の不良や、受験勉強に伴う偏りがちな食事からくるビタミンやミネラル不足をサポートし、「覚えられない脳」を「覚える脳」にしていきます。
大手教育・出版会社の調べによると、高校3年生の12月時点における座学の時間(学校や自宅、塾での合計学習時間)は、15時間半にも及ぶことが分かっています。これはエコノミークラス症候群が問題になる日本から欧米に向かう飛行時間より長い時間となります。
しかも長時間に渡って座り続ける受験勉強は1日で終わるわけでなく、この生活が半年以上続くことから血液の流れに更に悪影響を及ぼします。血流改善を行わなければ脳の活動に必要なブドウ糖などの栄養素の供給力が低下し、その結果として集中力や記憶力を低下させます。
また同時に、受験生は時間に追われることから簡易的な食事で済ませがちなうえ、脳の酷使により、甘いお菓子類の過剰摂取など食生活の乱れを起こしやすいことも確認されており、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素のバランスが崩れることも、集中力や記憶力の低下につながると考えられます。
新製品に主配合されているシルクペプチドはシルク(絹)を酵素分解して取り出したアミノ酸の複合体(ペプチド)で、人体との親和性に優れており、記憶・論理・数理に関する大脳の「ウエルニッケ野」周辺の血流を特異的に促進することが確認されています。また、単語などの長期記憶力の向上や集中力が増す効果があることも分かっています。実際に、現役医学生を対象にした臨床試験(※1)でも、シルクペプチドはDHA(ドコサヘキサエン酸)やプラセボ(※2)と比べて記憶維持度は約14ポイントアップ、記憶引き出し効率性は約2.7倍の優位性があることが確認されています。
日本中央製薬株式会社はシルクを複数の酵素を用いて分解した独自のシルクペプチドの販売をしています。
これまでシルクたんぱく質は分子サイズが大きいため、体内への吸収に課題があり、あまり活用されていませんでしたが、近年の酵素分解技術の革新により独自のペプチド化に成功し、体内に吸収しやすくしています。
※1 この臨床試験は平均年齢21歳の現役の医学生47人を対象に行われたもので、最小投与量10mgのシルクペプチドをコップ一杯の牛乳に溶かして、30日間毎日摂取しています。
※2 プラセボは有効成分を含まない治療効果のない薬のことです。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・日本中央製薬株式会社/PRTIME 2018年11月26日発表(リリース)
・ 日本中央製薬株式会社 ホームページ