大塚製薬株式会社の子会社ファーマバイト社(本社:米国カリフォルニア、CEO:Jeff Boutelle(ジェフ ブテール))は、米国で更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE」(エクエル)の一般消費者向け直接通信販売(D to C:Direct to Consumer)を 4 月 11 日に開始しました。
このたび、多くの女性から更年期の症状を軽減する製品としての支持を受け、より手軽に購入できるインターネット通販サイト「equelle.com」を開設。D to C チャネルでの展開により、製品の直接販売だけでなく、年齢に伴う心身の変化やエクオールに関する情報の提供および、更年期を快適に過ごすための双方向のコミュニケーションが可能となります。エクオールを摂るという選択肢を提案するとともに、同サイトを通じて「自身の健康を理解して対処する」ことをサポートし、女性の健康維持・増進へのさらなる貢献を目指します。
エクオールは、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインが、腸内細菌の働きによって代謝され生み出される成分です。大豆や大豆イソフラボンの摂取は女性の健康維持・増進に貢献することが期待されていますが、大塚製薬は長年の大豆研究および日米での臨床研究において、エクオールがそのパワーの源であるという事実を見出すとともに、その健康効果を明らかにしてきました。米国人の食生活においては、大豆を摂取する機会が少ないうえ*1、体内でエクオールを産生できる人の割合は約 20~30%*2 にとどまります。
また米国では年間 200 万人以上の女性が閉経を迎え*3 その約 85%がなんらかの不調を感じています*4。更年期症状に対してホルモン補充療法など医薬品による治療が一般的ですが、一方で医薬品を使わずにより自然な方法で対処したいと考える人が増えています*5。このことから、2017 年には、米国で新たな選択肢として医療従事者向けチャネルを介し、(1)更年期のほてりの頻度を減らす、(2)更年期の肩こりを含めた筋肉の違和感を軽減するという構造機能表示を有した製品として、エクエルを販売してきました。大塚製薬は今後も Otsuka-people creating new products for better health worldwide の企業理念のもと、人々の健康維持・増進に貢献します。
*1 大豆生産量摂取量 FAO 国連食糧農業機関 2007
*2 日本女性医学学会雑誌,20:313-332,2012
*3 The North American Menopause Society. Overview of Menopause. Available at: http://www.menopause.org/docs/2012/cg_a.pdf/sfvrsn=2. Accessed April 16, 2015.
*4 Woods NF and Mitchell ES. Symptoms during the perimenopause: prevalence, severity, trajectory, and significance in women’s lives. Am J Med. 2005; 118 Suppl B:14-24.
*5 Gallup 更年期女性調査(2015) n=1018, 対象 40~59 歳女性
■米国販売のエクエル
製品名 : エクエル (英語表記:EQUELLE)
内容量、摂取目安量 : 120 粒入、摂取目安量:1 日 4 粒 (S-エクオール 10mg)
構造機能表示(Structure/FunctionClaim)*
・Help reduce the frequency of hot flashes associated with menopause.
(更年期のほてりの頻度を減らします)
・Relieve muscle discomfort associated with menopause.
(更年期の肩こりを含めた筋肉の違和感を軽減します)
*構造機能表示(Structure/ Function Claim)について:
米国では、事業者の責任において体の構造や機能に対する効果を表示する「構造機能表示」が可能です。本表示は許可制でなく、 当局による審査はありませんが、科学的根拠に基づく適切な表示が求められています。エクエルは日米両国で実施されたヒト介入試験を、第三者専門機関が精査した結果、 上記のような構造機能表示を行っています。
販売価格 : 39.95 USD (1 日当たり 1.3 USD)
販売開始日 : 2019 年 4 月 11 日
販売チャネル : 通信販売
【詳細は下記URLをご参照ください】
・大塚製薬株式会社 2019年4月12日【PDF】発表
・大塚製薬株式会社 ホームページ
・Pharmavite LLC(ファーマバイト社) ホームページ