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養命酒製造 / 通販サイト「養命酒本舗」を開設で、健康関連商品市場へ本格参入

創業以来、養命酒の製造に特化した、養命酒製造(本社東京都渋谷区、塩澤太郎社長)は、今年4月1日より、インターネット通信販売サイト「養命酒本舗」をオープンする。新指定医薬部外品「幸健生彩」をはじめ、健康食品などの健康関連商品を本格販売していく。また、販売チャネルについては、通販サイトのみならず、市場のニーズを見極めながら、既存の薬系、食系ルートへ向けた商品投入と販売戦略も今後検討していくことにしている。   同社では昨年7月、大正製薬と業務提携および資本提携を締結。近年の健康志向の高まりの中、セルフメディケーション市場の裾野拡大に対応していく目的で、新たな着想、視点で健康関連市場における成長機会の取り込みを図る必要があるものと判断し、業務提携に至ったもの。今回の通販サイトでの販売は、業務提携を受けての最初の取り組みで、医薬品の養命酒に加え、病気予防のための健康食品の両面から商品開発を行うことで、セルフメディケーションの高まりに対応していく方針だ。   商品内容は、医薬部外品で胃腸障害時の栄養補給、虚弱体質、滋養強壮に優れた効果を発揮するビタミン含有保健剤「幸健生彩」。健康食品では、栄養バランス、健康維持、美容・健康、食品の4つのカテゴリーに分類。栄養バランスでは、「マルチビタミンミネラル」、「明日葉の青汁」、「めざせ1日36品目」。健康維持のための「カンカ」、「香酢と梅肉」、「にんいくパワー」、「プロポリス」。健康サポートとして「グルコミンサン」、「田七とウコン」、「ブルーベリー」、「イチョウ葉」。美容・健康では「コエンザイムQ10」、「大豆イソフラボン」、「ローヤルゼリー」など、20製品を商品ラインナップ。   同社の事業開発部によると、「天然、自然、生薬をコアとして、商品開発を進めていく。商品ランナップについては、今後市場投入後、市場にニーズに対応した商品開発を進め、カテゴリーごとに商品は増やしていくことになるだろう。」としている。   同社の中期経営計画によると、養命酒事業のコストダウンの徹底による高収益化をはじめ、既存ビジネスモデルを活かした健康関連新商品の市場投入、生薬関連技術と顧客資産を活かした新規事業の展開などを通じて、セルフメディケーション時代に対応できる、事業体制確立と企業価値を高めていくことにしている。

2006年03月08日 10:02