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森下仁丹 / ゼリータイプの青汁「青汁ゼリー」初回出荷分完売

青汁「青汁ゼリー」 森下仁丹(株)(本社大阪市中央区、相原之壽社長)は、8月上旬に食べやすいゼリータイプの青汁「青汁ゼリー」を2000個限定で発売した。自社ネットショップのみの販売で、当初の予定通り今月中に完売する見込み。今後は消費者の声を反映させた上で追加生産し、定番化を検討している。
 この「青汁ゼリー」に含まれる食物繊維は主に原料のこんにゃくに含まれる“グルコマンナン”などの“水溶性食物繊維”で、1包(20g)で約2.5gの食物繊維が摂取できる。エネルギーは13kcal、糖質2.0g、ナトリウム7.8g。栄養価の高い“大麦若葉”の粉末と濃縮エキスを配合しているが、“大麦若葉”の乾燥粉末換算で1個あたり約3gが入っている。また青汁特有の味を飲みやすくするために、りんご果汁ですっきりとした味に仕上げた。人工甘味料・着色料は使っていない。
 水や牛乳に溶かすなどの手間を省くことができ、お菓子感覚で手軽に摂れることから売れ行き好調で完売となる見通し。消費者は子供から高齢者までと幅広く、食物繊維がゲルや水分に包まれていることから腸への刺激も少ないという。しかし賞味期限が6ヵ月と短いため、同社の常設商品となるかどうかは検討中ということだ。今回の販売は市場調査の意味合いも兼ねたものであり、今後は購入者にアンケート調査などを実施し、商品に反映させる考え。
 同社は2000年より「緑茶青汁」を販売しており、顧客数100万人の実績がある。2006年5月にはリニューアル商品「有機緑茶青汁」を発売、ほかにミルク成分や整腸作用のあるオリゴ糖を配合した子供向け商品「青汁マイルド」などのラインアップもあり、青汁商品に力を入れてきた。
 「青汁ゼリー」は1箱14個入り、税込価格・1575円。

2006年08月23日 10:00