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エレクトロラックス・ジャパン / スウェーデンと日本の共同企画による“からだにやさしい”パーソナル家電4機種を発売

スチーム式アロマ加湿器 エレクトロラックス・ジャパン(株)(本社東京都港区、オーエン・モーガン社長)は1日、小物家電の新シリーズ第一弾「ミューク ヴィート」3機種を発売。11月にも1機種発売する予定だ。“からだと環境にやさしい”美容・健康家電という位置づけで、インテリア雑貨店、バラエティショップ、雑誌通販、他社ネットショップなど主に非家電ルートで販売する。
 “ミューク(mjyk)”とはスウェーデン語でやさしい、柔らかいという意味で、“ヴィート(vit)”とは白いという意味。白を基調としたシンプルなデザインと、小型軽量化、エコ設計がセールスポイント。より健康に、より心地よくあるためのパーソナル家電というコンセプトで、アジアのマーケットに向けてスウェーデン本社と日本の共同企画・デザインにより新ブランドを設立。「ミューク ヴィート」シリーズは日本国内のほかに韓国、台湾などのアジア地域での販売も予定している。
 9月に発売されたのは、アロマ加湿器、遠赤外線チャコールファイバーヒーター、遠赤外線パネルヒーターの3アイテム。
「生活の木」 「スチーム式アロマ加湿器EHF601」(税込価格・9450円)は加湿器にアロマ機能を加えた製品。アロマオイル専用のアロマカップが搭載されており、ここにエッセンシャルオイルを少量入れると、うるおいとアロマの効果を同時に得られる。「生活の木」とのコラボレーションで“オリジナル・エッセンシャルオイル”(ユーカリ、ティートゥリー、ペパーミントの3種)が同梱されている。
 加湿器にセットした水をヒーターで加熱し、蒸気によって空気をうるおわせるため雑菌の発生をもとから抑えられ、デスクの上に置いても運転音が気にならない静音設計。吹き出し口の温度は50~60℃に設定されており、子供などが触ってもやけどしないよう配慮されている。蒸気の粒子が細かいため、周辺を濡らす心配もない。水タンクの容量は1.8リットルで連続加湿時間は8~9時間。水切れの自動停止機能付きでトップカバーは白、グリーン、ブラウンの3枚がセットされている。
遠赤外線チャコールファイバーヒーター 「遠赤外線チャコールファイバーヒーターECH630A」(税込価格・10500円)はヒーターの熱源に綿花のわたを採用。わたを真空中1200℃で焼成し炭素繊維化、これを石英ガラスで覆って加工したものが“植物性炭素繊維チャコールファイバー”で、通電すると赤外線を放射する。赤外線の量はハロゲンヒーターの約2倍あり、からだの芯から温まって冷めにくい。電気から熱への変換効率が極めて高く、200Wの電力で400W使用のニクロム線と同等の暖房効果を発揮。
 スイッチを入れてから1~2秒で素早く立ち上がり、すぐに暖めることができる。150~300W対応のダイヤル式温度調節機能、3時間後自動OFF機能、温度過昇防止機能などが搭載されている。本体重量が約1.1kgと軽く、片手で簡単に持ち運べる。
遠赤外線パネルヒーター 「遠赤外線パネルヒーターEPH612」(税込価格・19800円)は発熱体から放出される熱を“マイカ(雲母)”素材が吸収し、人の体にもなじみやすい6~8ミクロンの波長の遠赤外線に変換。人が発する“生育光線”と同じ波長のため素早く皮下組織に浸透し、からだの芯から暖めることができる。
 パネル前面はメッシュガードで覆われており、最高でも60℃強にしかならないように設計されている。スイッチを入れてすぐに前面と上面から熱と遠赤外線を放出し、即暖性が高い。この放射熱と輻射熱で空気に対流が起こり部屋を効率よく暖める。1200W、600Wの切り替え式で360度回転するキャスターが付いている。
 11月にはシリーズ第二弾として「コンパクトエアクリーナー」が発売される予定。同社は今後、各部屋に1台、プライベートユースをベースに開発を進め、人と環境にやさしい同シリーズのラインアップを増やしていく考えだ。

2006年09月20日 10:00