健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

IBPインターナショナル / 医学博士と栄養士が開発した「Web Dock System」を採用、個々の体質や目的に合わせたオーダーメイドサプリを販売

サプリメント箱・写真 IBPインターナショナル(株)(本社東京都新宿区、田村孝夫社長)は、東京薬科大学・志田信男名誉教授の監修を受け、オーダーメイドサプリメントを販売するネットショップおよびサプリメントの総合サイト「サプリメントプラザ」を開設した。
 このシステムを監修した志田信男東京薬科大学名誉教授は、薬用植物および菌類の研究も行う医学博士で食事療法やセルフメディケーションの分野に精通、予防医学と全人医療としての統合医療を提唱し実践している。この志田博士監修の下、栄養士やサプリメント管理士などの有識者らが現代の食品栄養学に基づいた分析を行って健康サポートプログラム「Web Dock System」を開発した。
 この「Web Dock System」とは、ネット上で受けられる無料の健康診断のようなもので、消費者はまず性別・身長・体重・年齢をはじめ、食生活や生活習慣、運動習慣、既往症などに関する約100項目の質問に答える。質問項目はすべて東京都福祉保健局健康安全室薬務課の指導を受け作成されたもので、栄養指導などの記述もすべて行政の指導を受けて作成している。
 この回答を「Web Dock System」で分析し「マイカルテ」と呼ばれる個々のデータを作成する。データ内容は「健康値分析」「目的別分析」「栄養バランス分析および不足栄養素の提示」「肥満度チェック」などで、栄養に関する基礎知識も含め、生活習慣改善のアドバイスなども組み込まれる。購入者からの個別相談も受け、生活習慣や食習慣に関するアドバイスという形でアフターフォローも行うという。
サプリメント中身・写真 「サプリメントプラザ」では、上記分析結果を受け個々の体質や目的に合わせて120種類のサプリメントの中から必要なものを数種類選び、その人に合ったオーダーメイドサプリメントを提案。利用者は複数のサプリメントを購入したり、携帯したりといった煩雑さから開放され、“毎日自分が摂るべき栄養素”を補給するためにパックされたサプリメントを1日1包摂ればよい。
 分子栄養学に基づいた栄養分析シートを使用して美容やダイエットのカテゴリーを分析するため、食品で十分に摂れない栄養素や、体内での産生が加齢とともに減少する栄養素などを摂取することで“内外美容”の実現を図るための提案ができるという。
 同社は「サプリメントプラザのシステムを採用することで、同業者との差別化が可能となる」(同社・君崎部長)としており、エステサロン、スポーツクラブ、薬局など、対面カウンセリングのできるリアル店舗も視野に入れている。さらに健康チェックが十分にできない介護施設や福祉施設などにも同システムの導入を働きかけたい、としている。
 このシステムはオーダーメイドサプリメント事業として、平成18年6月30日付で東京都知事より「経営革新事業」(サービス等における新規性や信頼性が評価され、その新事業活動により事業主の経営に関し、相当程度の向上が見込まれる事業)として承認されている。

2006年11月01日 10:00