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オアシス / 病院限定メタボフリーマガジンが好評

「フリー季刊マガジン「メタボ読本」設置風景」写真 健康ビジネスサポート事業などを行う(株)オアシス(本社愛知県名古屋市、五十川雅規社長)が3月に新創刊したフリー季刊マガジン「メタボ読本」が好調な滑り出しをみせている。配布先は病院の待合室限定だが、無料に加え、分かりやすさに重点を置いた内容が支持され、多くの読者を集めている。
 同誌は、全国約1700の病院に健康関連のフリーマガジンを配布する同社が、4月にスタートした特定健康診査・特定保健指導にあわせ、新たに発刊した。先行の健康フリー誌「元気読本」を通じた読者の声から、「メタボ」が十分に認知されていないことを知り、読者となる患者目線で「分かりやすく」を心がけ、作製された。
 創刊号はメタボ健診についての基本を中心に、「食生活」「運動」「生活習慣」の3つのテーマごとのメタボ対策など、丸ごと一冊「メタボ」についての内容となっている。分かりやすい内容に加え、特定健診スタート直前の発刊ということもあり、刷った10万部はすぐになくなったという。
 「病院からはもっと配布してくれという要望もあります。おかげさまで当社で発刊しております他の健康無代誌も含め、置いてくださる病院は毎月増えております」と同社広報担当の舛渕麻衣子さんは話す。
 事実、同社が手がける2006年3月創刊の病院経営者のための患者サービス向上マガジン「MEDICAL LEPIOS」はこのほど、医療用製品カタログを発行する(株)シンリョウとの提携し、配布先をクリニック、調剤薬局へと大幅に拡大。これまでの1,525箇所から約8倍増となる11,446箇所となった。
 無料と病院にこだわり、人々の健康不安が最も高まる瞬間(=病院)に、その人々へアプローチすることを実現している同社の各種健康関連マガジン。来月下旬には、「メタボ読本」に続き、健診に特化したフリーマガジンの創刊を予定するなど、同社は病院を拠点とした健康情報発信の幅を今後もますます拡大していく。

2008年04月25日 10:25