(株)ドクターサプリ研究所(東京都港区、宮澤賢史社長)はこのほど、カワリハラタケ含有サプリメント「Dｒ’ｓPPS-300」を新発売した。医療機関などで販売する。
同製品は、カワリハラタケ菌糸体から抽出した蛋白多糖体を含有したサプリメント。サプリメントによる疾病ケアを推進する同社が、品質やエビデンスを厳選した自社ブランド第一弾製品として送り出す。
「弊社は、そのスタンスとして医師の立場からサプリメントを効果的に使うことで病気に対する予防や方向修正を行うことを主軸としています。この製品は、そうした中で、私どもが自信をもっておススメできるクオリティを持っています。原料の蛋白多糖類が大学病院でのヒト臨床試験で優れた結果を出しているのが、その大きな理由です」とバナ東京銀座クリニック副院長で同社代表の宮澤氏は説明する。
同製品の主成分、蛋白多糖体(カワリハラタケ菌糸体抽出物)についての臨床試験は、東京女子医大青山病院がINF療法に抵抗したC型慢性肝炎患者を対象に実施。3ヵ月経口投与し、経時的にGTP値およびNK細胞性を測定した。
その結果、GTP値は有意に低下し、NK細胞活性も上昇した。このことから、同成分が、慢性肝炎の進展を抑制する可能性が示唆されている。
INF療法によるC型慢性肝炎の有効例は3～4割程度といわれ、その他の薬物療法も静注であるなど、難点がある。そうした中で、同製品はサプリメントによるケアの可能性を秘めており、同社も期待を寄せる。困難とされる抽出法も確立し、日米で特許を取得。品質面でも安心できる。
同社では、「ドクターズ」をブランド名に冠するサプリメントであることから、しっかりと説明できるところでの販売をメインとする。医療機関や同社が定期的に行うセミナーを受講し、充分に知識のある店舗を通じての販売にこだわり、サプリメントによる正しい健康のあり方とともに拡販を図る。
製品の税込希望小売価格は4万5,000円(顆粒60包)。
