株式会社オムニカにて販売されているクルクミン含有ウコン製剤ロングヴィーダ( LongVida に関する研究成果が、 「 The 2019NutraIngredients USA Awards 」を受賞しました。その研究成果は、「 Retinal Amyloid Pathology and Proof-of-Concept Imaging Clinical Trial in Alzheimer’s disease 」という論文にて発表されています。
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■ 受賞した研究のポイント
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【1】ロングヴィーダは、最も多くのクルクミンが脳に到達するウコン製剤である!
【2】ヒトの網膜へのアミロイドベータ(Aβ)沈着をロングヴィーダ経口摂取によって可視化することで、非侵襲的かつ低コストにアルツハイマー病(AD)発症のリスク度を評価できることを示した、革新的な技術研究である
【3】査読付き論文に基づく成果である!
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■ 研究概要
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アミロイドベータ(Aβ)の沈着は、アルツハイマー病(AD)の特徴の1つであり、症状が発現する20年以上前から始まるとされている。さらに、網膜のAβ量は、脳のAβ量を反映していることが分かっている。また、クルクミンは蛍光を発し、かつAβと強い親和性を持っているため、脳内でクルクミンがAβと結合し強い蛍光を示す。そして、ロングヴィーダは、他のどのウコン製剤よりも多くのクルクミンが脳へ到達することが明らかとなっている。
これらのことから、網膜イメージング研究にロングヴィーダが採用された。試験では、健常者(n=6)およびAD患者(n=10)にロングヴィーダを2~10日間摂取させ、改良された検眼鏡で摂取前と摂取後の網膜におけるAβ沈着の蛍光強度を測定し比較した。
その結果、ロングヴィーダ摂取前(Baseline)よりも摂取後は強い蛍光を示した(図1)。また、健常者とAD患者の結果を比較すると、AD患者で有意にAβ沈着が多くみられた。
Aβの脳イメージングは現在利用可能であるが高価で、しかも侵襲的であり、放射線への曝露まで必要とする。しかしながら、網膜イメージングは低コストで非侵襲的な検査方法であり、将来的には一般的な眼の検査同様の手軽さでADのスクリーニングができる可能性を秘めている。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・株式会社オムニカ 2019年7月【PDF】発表
・株式会社オムニカ ホームページ