(日本では古くから湯船に柚子を浮かべて入浴する「柚子湯」や、細く刻んだ生姜を布袋に入れて浴用とする「生姜風呂」など自然素材を活かした入浴習慣があります。)
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■ フードロス入浴剤開発にかける想い
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きっかけは、高知県内の事業者より寄せられた、引き取り手がなく、やむなく廃棄されようとしている自然素材との出会いに始まります。高知県は生姜や柚子など、ミネラルやビタミンを豊富に含む作物の栽培が盛んで、主に食用として利用されています。しかしコロナ禍の影響等で需要が減少したことから、これら自然素材を廃棄することなく有効的に活用する方法として、柚子などのロスフードを配合した入浴剤を製品化できないかという思いから開発に着手しました。
同社では40年以上に渡って、自然植物を活用した入浴剤の製造・開発を続けてきました。医薬品製造で培った、同社の強みを活かしたものづくりに、廃棄されようとする自然素材を組み合わせて有効活用することで、健康を育む入浴剤を開発すると共に、フードロス課題の軽減に貢献します。
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■ お風呂と健康
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同社の長年の経験から推奨している入浴方法で、「40℃程のぬるめのお湯に20分以上浸かる」という入浴方法があります。熱めのお湯が好みな方は少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、身体が芯からぽかぽか温まり、心身ともにリラックスできて、温浴効果に優れた入浴法です。
身体には本来備わった力(免疫力)があります。お風呂に入り体温を上げることによって、その力は強くなります。私たちは、入浴時の温浴効果を最大限に高める入浴剤の研究開発を長年に亘り続けていました。
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■ 最後に
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「以前、コロナ禍により沈んでしまった気持ちを少しでも温めることができればと、弊社で入浴剤の無償提供プロジェクトを行ったところ、たくさんの方から励ましのお言葉をいただき、入浴剤メーカーとしてとても幸甚に感じました。そして私たち企業が社会において目指すべき方向が見えたようにも感じました。
今回は、生産者・事業者様におけるフードロス課題に、同社の長年の製造技術を組み合わせて入浴剤を開発することで、フードロス課題へのアプローチや入浴による健康についても深く考えるきっかけになれば嬉しく思います。」
高知県内に留まらず、日本全国で自然素材の廃棄または利用用途を模索されている事業者様への入浴剤OEM受託事業を展開する。
(すべての原材料が入浴剤に適合するわけではありません。)
【詳細は下記URLをご参照ください】
・松田医薬品株式会社/PRTIMES 2020年10月6日発表
・松田医薬品株式会社 公式サイト