株式会社常磐植物化学研究所は、2021年9月18日~20日に行われた「日本生薬学会第67回年会」で発表した研究成果が、優秀発表賞を受賞しました。
同発表は、甘草の主成分であるグリチルリチンの研究で、天然物としての存在が定かでなかった「18α-グリチルリチン」が、植物エキスを用いたHPLC分析にて、真に天然物に存在することが示唆されたというものです。グリチルリチンの研究は古くからされておりましたが、「18α-グリチルリチン」の天然物への存在は確かめられておりませんでした。
「18α-グリチルリチン」は、「18β-グリチルリチン」よりも薬理活性が強いと報告されており、新たな素材となる可能性を秘めております。
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・株式会社常磐植物化学研究所 2021年11月3日発表
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