日本ハム株式会社は、新たに特定原材料に指定された「くるみ」を検査するキット開発し、3月下旬より販売を開始します。
◎背景
近年、木の実類に対する即時型食物アレルギーの症例数が増加し、小麦を抜いて主要3大原因食物の一つに浮上したことが報告されています。とりわけ、くるみを原因とする症例が大幅に増加しました。(令和3年度即時型食物アレルギーによる健康被害に関する全国実態調査:消費者庁)
この状況を受け、くるみが特定原材料として指定されました。加工食品にくるみが含まれる場合、表示が義務付けられます。くるみは、多種多様な食品に使用されているため、製造工程において予期せぬ混入を防ぐよう管理することが重要と考えられます。
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■ 検査キットについて
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中央研究所では、加工食品中に含まれるくるみタンパク質を迅速かつ高感度に検出できる検査キット2種(スクリーニング検査キット、簡易迅速検査キット)を開発しました。いずれのキットにも複数の抗体を採用しており、複数の抗原を検出することで見逃しの少ない性能を実現しています。
詳細はこちら(3月下旬公開予定)
https://www.rdc.nipponham.co.jp/fastkit/
【詳細は下記URLをご参照ください】
・日本ハム株式会社 2023年3月9日発表
・日本ハム株式会社 公式サイト