株式会社アイレップと、株式会社スパイアは、スパイアの運営するターゲットリサーチのリサーチパネルに対して、「デバイス別のインターネット利用実態に関する調査」を実施いたしましたので、調査結果を発表しました。
デバイス別、インターネット&検索エンジンの利用実態調査サマリー
【1】スマートフォンのインターネット利用は「乗り換え案内」「カレンダー」「SNS」
iPhoneおよびAndroid搭載スマートフォンにおけるインターネット利用では、「乗り換え案内」「カレンダー」「SNS」と、外出先での利用シーンを思わせる結果となった。
【2】ネットショッピングにおけるメインデバイスはPC
デスクトップPC・ノートPCにおいて、インターネットで利用するサイトおよび利用目的のメインは「ショッピング」「オークション」「ネットバンキング」となっており、インターネット上での購買行動、決済などに使用するメインデバイスはPCという結果となった。
【3】ネットショッピングに使用するデバイスはPCからスマートフォンへ
インターネット上での購入、決済に使用するメインデバイスはPCという結果が出ているが、スマートフォンを使用したネットショッピングの利用金額は、ほぼPCと同額であった。一方で、「スマートフォンによるネットショッピングの利用頻度は今後も変わらない」という回答が多い背景には、もともとPCでネットショッピングをしていたユーザーが、利便性などの観点から、スマートフォンでも購入するようになったためであり、利用額や頻度の絶対数が大幅に増加することが考えにくい点が、要因のひとつとしてあることが想定される。
【4】どのデバイスにおいても、利用する検索エンジンの決め手は「使いやすさ」
デバイス別の検索エンジン利用実態調査においては、Yahoo! JAPAN・Googleが主となっているが、各検索エンジンの利用理由の上位は「使い慣れている」「検索しやすい」「シンプル」「便利」「簡単」などがランクインしており、利用している端末のデフォルト設定に依存する部分も大きいが、決め手は「使いやすさ」であるという結果となった。
◆調査目的
本調査は、インターネットを利用する際、PCに加えて、急速に普及が拡大しているiPhoneやiPad、Android搭載スマートフォン、Android搭載タブレットなどのデバイスによって使い方にどのような特徴があるのかを明らかにすること、また、検索エンジンの利用実態について把握することを目的として実施しています。
◆調査概要
調査対象 : スパイアが運営するターゲットリサーチパネル
調査手法 : インターネットリサーチ
調査企画・実施 : 株式会社スパイア
調査協力 : 株式会社アイレップ
サンプル数 : 2,326サンプル
各デバイスユーザーの内訳は下記の通り。 ※複数デバイス所有による重複あり。
・「iPhone」ユーザー 679
・「Android」搭載スマートフォンユーザー 807
・「iPad,iPad2」ユーザー 409
・「Android」搭載タブレットユーザー 300
・「ネット接続可能なゲーム機」ユーザー 457
・「ネット接続可能なテレビ」ユーザー 891
・「デスクトップPC」ユーザー 1,534
・「ノートPC」ユーザー 1,725
調査期間 : 2012年2月13日~2月14日 (2日間)
デバイス別、インターネット&検索エンジンの利用実態調査
デバイス別、インターネットの利用実態
<<各デバイスの特徴>>
iPhoneやAndroid搭載スマートフォンでは、「乗り換え案内」や「カレンダー」のインターネット利用が多く、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の利用も多い傾向にある。また、ノートPCやデスクトップPCにおいては、「ショッピング」「オークション」「インターネットバンキング」などの利用が多く、金銭のやり取りが発生するWebサイトで多く使われている。
■利用するWebサイト
※数値の色付けはデバイスごとに、「赤字:最大値、橙字:2番目に大きい値、青字:3番目に大きい値」を意味しています。
※リリースの詳細は【関連資料】をご覧ください。
【関連資料】
◎ リリースURL/PDF
http://www.irep.co.jp/press/release/2012/0516.html
http://www.spireinc.jp/news/20120516.pdf
◎ 株式会社アイレップ:公式サイト
http://www.irep.co.jp/
◎ 株式会社スパイア:公式サイト
http://www.spireinc.jp/