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「大賀蓮」の香り成分を配合したハンドクリームを東大オリジナル商品として発売/資生堂

20120730_r01.jpg資生堂は、国立大学法人 東京大学が発見した2000年以上前の蓮の実から発芽した「大賀蓮(おおがはす)」の香りをテーマとしたハンドクリーム「蓮香(れんか)ハンドクリーム(40g 840円)」を商品化しました。本品は、日本各地の「ご当地フレグランス」の開発・販売を行っている、子会社の資生堂アメニティグッズ株式会社が開発しました。東京大学のオリジナル商品として、東京大学コミュニケーションセンターにおいて2012年8月1日(水)より発売します。

<「蓮香」シリーズ開発の経緯>
 東京大学は、社会と双方向の連携を推進する拠点施設 東京大学コミュニケーションセンターを通じ、コミュニケ-ション・マークを配したグッズ類の販売や、同大学で生み出された数多くの研究成果の展示を行っています。また、その研究成果の一部や保有する貴重な史料を活用したオリジナル商品づくりを進めています。その一環として、東京大学出身の植物学者である故・大賀一郎博士が発芽に成功した「大賀蓮」の香りをテーマに資生堂が2007年に開発した「蓮香オードパルファム(ピュアミスト)」「蓮香あぶらとり紙(香りの台紙付き)」を、東京大学を訪れる方々へのお土産として販売しています。
 「大賀蓮」は、1951年に東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)で3粒の古代蓮の実が発掘されたことに由来します。同年5月に大賀一郎博士がこれらの実を発芽させ、翌1952年7月に淡紅色の美しい花を開花させることに成功しました。その後のシカゴ大学での分析によると、この蓮の実は少なくとも2000年以上前のものであると推定されています。博士の名前から「大賀蓮」と名づけられたこの蓮は、国内外に友好親善のために根分けして送られ、今でも多くの人々に愛されています。
 東京大学と資生堂は、1985~1989年と2001~2003年の2回にわたり、大賀蓮の香りの分析・研究をおこない、香りのキー成分を見出すことに成功しました。この香りをテーマに開発したのが「蓮香」シリーズです。同シリーズは、大賀蓮の香り成分を配合した完全なオリジナル商品です。

<蓮香ハンドクリームの商品特長>
 「蓮香ハンドクリーム」は、水辺に凛と咲く大賀蓮のさわやかでみずみずしい香りをベースにしています。その他にミュゲ、ローズ、リンデンの花々や、さりげないスパイシー感がある丁子やアニスを加えた、生命の神秘を感じさせる清らかで爽やかなやさしい香りのハンドクリームです。肌へのなじみが早く、うるおいとサラサラ感が持続して、男女ともにご使用いただけます。

<資生堂のご当地フレグランス事業>
 資生堂では、これまでに培ってきた調香技術を活用した地域支援を目的に、子会社である資生堂アメニティグッズ株式会社を通じてご当地フレグランスの販売を行っています。東京大学とのコラボレーションもその活動の一環です。
 ご当地フレグランスのミッションは、街興しという観点から地域活性化に協力することを第一義としています。フレグランスに馴染みの少ない日本において、“旅の思い出を香りで持ち帰る”ことをきっかけとして「フレグランスに親しんでもらい、フレグランス文化を日本に育みたい」という想いで、現在12の地域で販売中です。
 また、より香りに親しみやすいアイテムとして、地域によってはあぶらとり紙やリップクリーム、ハンドクリームも合わせて販売しています。

※お客さまからのお問い合わせは、
「東京大学コミュニケーションセンター 03-5841-1039」
でお受けしています。

※リリースの詳細は関連資料をご参照ください

【関連資料】
◎リリースURL/PDF
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2046-j.pdf

◎資生堂:公式サイト
http://www.shiseido.co.jp/

◎東京大学コミュニケーションセンター :公式サイト
http://shop.utcc.pr.u-tokyo.ac.jp/

2012年07月30日 10:23

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