
健康食品や化粧品の原料となる天然由来成分を製造する丸善製薬株式会社は、ブラックジンジャー(Kaempferia parviflora)に含まれる6種のポリメトキシフラボンを、定量NMR法に基づく相対モル感度(RMS)を用いて、1種類の標準品のみで正確に定量できる新しい分析法を確立しました。同研究成果は、食品科学分野において国際的に評価の高い学術誌であるFood Chemistry: X誌(分野上位25%に位置付けられるQ1ジャーナル:2025年インパクトファクター9.2)に掲載されました。
研究背景と結果
ブラックジンジャー(Kaempferia parviflora)に含まれる6種のポリメトキシフラボンは、機能性表示食品の関与成分として注目されています。
この度、同社では、定量NMR法に基づく相対モル感度(RMS)を活用することで、1種類の標準品のみで6成分すべてを正確に定量できる新しい分析法を確立しました。さらに、国際的なガイドラインに準拠した妥当性検証(バリデーション)を実施し、同手法の信頼性を確認しました。
同手法の確立により、ブラックジンジャー抽出物を関与成分とする機能性表示食品において、より安定的で信頼性の高い分析体制の構築が可能となりました。

同研究成果は、天然由来成分の分析技術に関する知見の蓄積に貢献するものであり、機能性成分に関する研究開発のさらなる発展につながることが期待されます。
参照
Newly designed liquid chromatographic method using relative molar sensitivity based on
1H-qNMR for quantifying polymethoxyflavones from Kaempferia parviflora.
Food Chemistry: X(Volume 37, 2026, Article No.104115)
同論文は以下のURLよりご覧いただけます(英文)。
https://doi.org/10.1016/j.fochx.2026.104115
丸善製薬株式会社 2026年8月7日 発表
丸善製薬株式会社 公式HP













