J.フロント リテイリング株式会社、森ビル株式会社、L Real Estate、住友商事株式会社は、この度、本日着工をむかえる『銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業』において、銀座エリア最大級となるワールドクラスクオリティの商業施設の計画および運営を、4社一体で推進していくことに合意しました。商業施設の開業は、2016年11月を目指します。
『銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業』は、東京都中央区銀座にある「松坂屋銀座店」跡地を含む街区(銀座六丁目10番)ならびに隣接する街区(銀座六丁目11番)の2つの街区で構成された約1.4haを一体的に整備する再開発事業です。当事業では、東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、売場面積約46,000㎡(約13,900坪)の商業施設や、基準階の1フロア貸室面積約6,100㎡(約1,850坪)の大規模なオフィス、文化・交流施設「観世能楽堂」などから構成される、銀座エリア最大級の大規模複合施設を計画しています。
この度、J.フロント リテイリング株式会社、森ビル株式会社、L Real Estate、住友商事株式会社は、当施設内に誕生する商業エリアの施設計画および運営を、4社一体で推進していくことに合意しました。今後、プロパティマネジメント会社の設立を予定しており、「Life At Its Best~最高に満たされた暮らし~」をコンセプトにした銀座エリア最大級となる商業空間を創り上げていきます。
各社がこれまでに培ってきたノウハウやネットワークを活用し、強力なパートナーシップのもと、これまでにないワールドクラスクオリティの商業施設を創出することで、日本を代表し、国内だけでなく世界中から人々が訪れる銀座エリアのさらなる魅力と賑わいづくりに貢献します。
※銀座六丁目10地区市街地再開発組合が推進する「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」は、J.フロント リテイリング株式会社の子会社である株式会社大丸松坂屋百貨店を含む14名(2014年3月時点)の権利者と、参加組合員である「銀座六丁目開発特定目的会社」による区分所有建物の建設を目的としています。なお、「銀座六丁目開発特定目的会社」とは、森ビル株式会社、L Real Estate、住友商事株式会社の3社が出資する特定目的会社です。
商業施設コンセプトは、「Life At Its Best~最高に満たされた暮らし~」
銀座エリア最大級となる商業施設空間には、ラグジュアリーブランドをはじめ、ファッション、ライフスタイルはもとより、レストラン、カフェに至るまで、ハイクオリティ・ハイクラスを中心とした約250~300(想定)のテナントを誘致します。中央通りに面する幅約115mにもおよぶ建物のファサードは、世界有数のファッションストリートである銀座の価値を一層高めます。優雅で快適、そして心地良いショッピングを世界中のお客様に楽しんで頂ける環境・サービスソリューションを持ち合せたワールドクラスクオリティの、これまでにない、全く新しい都市型商業施設を創造します。
<一体運営を推進する4社の特徴>
J.フロント リテイリング株式会社
小売を中核事業とする企業として、マーケティング、商品、サービス、環境、プロモーションなどのノウハウや、JFRグループ内のリソースを活かして、商業施設のプランニングに主体的に関わっていきます。
森ビル株式会社
再開発事業のコーディネーターとして、2つの街区の一体開発を実現。「街をつくり、街を育てる」デベロップメントとタウンマネジメントのノウハウや、商業施設を含む複合施設の開発・運営経験を活かし、施設の魅力と賑わいづくりに貢献します。
L Real Estate
グローバルな不動産開発投資ファンドとして、ラグジュアリーリテールを中心とする複合開発プロジェクトにフォーカスし、世界主要都市におけるアイコニックな商業開発の専門性をもって本プロジェクトに寄与します。
住友商事株式会社
晴海アイランド トリトンスクエアなどの再開発やテラスモール湘南などの商業施設の開発に加え、ビル事業や住宅事業といった国内外における多様な不動産事業の実績とノウハウを活用します。
●商業施設、業務施設など、様々な用途で構成される銀座エリア最大級の大規模複合施設
当プロジェクトは、約46,000㎡(約13,900坪)の商業施設や、基準階1フロア貸室面積が約6,100㎡(約1,850坪)の大規模なオフィス、文化・交流施設「観世能楽堂」などから構成される、地上13階、地下6階の銀座エリア最大級となる大規模複合施設です。また、エリア最大級の広さを確保した屋上庭園や観光バス等の乗降スペース等による来街者を迎え入れる施設も導入します。
◎森ビル株式会社 2014年4月2日発表
http://www.mori.co.jp/img/article/140402.pdf
◎森ビル株式会社 オフィシャルサイト
http://www.mori.co.jp/