味の素株式会社は、新甘味料「アドバンテーム」について、2014年6月18日に厚生労働省の食品添加物認可を取得しました。
「アドバンテーム」は、同社が独自開発したアミノ酸系高甘味度甘味料で、砂糖の20,000～40,000倍の甘味度を持ち、味質の改善やコストダウンなど、食品や飲料など幅広い分野に新しい価値を提供します。 「アドバンテーム」は、本年5月に欧州と米国にて食品添加物認可を取得しました（欧州委員会の認可取得は2014年5月15日、FDAの認可取得は2014年5月21日）。
このたび日本でも食品添加物認可を取得したことで、日本国内においても、甘味料として食品や飲料などに幅広く使えるようになります。
2013年度の高甘味度甘味料の世界需要は約12億ドル規模であり、毎年2～3％増のペースで、市場が成長しています。また、国内の高甘味度甘味料需要は約75億円で、前年度比2.5％増と見込まれています（2014年、同社調べ）。このような需要の拡大に合わせ、近年は高甘味度甘味料の種類も増え、様々な特性の甘味の実現が可能になるなど、お客様にとって選択の幅が広がっています。
同社は、「アドバンテーム」を「アスパルテーム」に続く素材として活用し、お客様のニーズに合致した、独自性のある製品開発と販売を行い、甘味料事業の製品構成の拡充と、事業規模の拡大を図ります。
※詳細は下記URLをご参照ください
◎味の素株式会社 2014年6月20日発表
http://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/press/detail/2014_06_18.html
