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ノエビアが「月桃の葉エキス」が表皮を保湿すると発表

(株)ノエビア(本社東京、大倉昊社長)は、10月22日に山形大学で行われる「日本農芸化学会東北支部第140回大会」で、鹿児島県奄美大島諸島の請島産「月桃の葉エキス」が表皮ヒアルロン酸合成を促進し、表皮の保湿効果に寄与することを発表する。   「月桃の葉エキス」に着目したのは、表皮ヒアルロン酸合成を促進する植物エキスのスクリーニングを行った結果。月桃は、九州南端から沖縄に分布するショウガ科ハナミョウガ属の多年草植物。   試験方法は、培養したヒト表皮角化細胞に「月桃の葉エキス」を添加するというもの。その結果、ヒアルロン酸合成が濃度に従って促進されることが分かった。さらに分子量分画(さまざまな成分が含まれる植物抽出エキスを、分子量という性質によって取り分けること)処理した「月桃の葉エキス」を添加するとヒアルロン酸合成が促進されることが分かった。このことから、「月桃の葉エキス」は表皮角化細胞でのヒアルロン酸合成を促すことで、乾燥による皮膚の老化防止に有用であることが示唆された。   同社では、この研究成果を、皮膚の乾燥による老化防止の商品開発に応用し、来春基礎化粧品を発売する。

2005年10月24日 12:25