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東洋新薬、FDA-GMP取得と新たにトクホ認可

(株)東洋新薬(本社福岡県福岡市、服部利光社長)の佐賀県にある鳥栖第一工場及び第二工場は、18日付けで、日本の健食業界では初めてFDA-GMP基準に準拠していると認定された。  同社は、日本ではなくFDAのGMPを取得した理由について、「(1)米国企業との取引を本格化するためにはグローバルスタンダード化することが必要であり、(2)当社の工場は日本の医薬品のGMPに準拠して設計されており、日本の健食GMPはいつでも取得できるほど1歩リードしているため」(広報室)と話している。また、同社では米国企業との取引を活発化させるため、米国支店を支社に格上げしている。  同社によれば、「日本のGMPは定義が抽象的で解釈に幅があるが、米国のGMPは定義が具体的で逃げ道がない。それをクリアしたのは、業界全体の品質向上の啓蒙及び発展に寄与していくと自負している」(広報室)という。  今後は、最も厳しい基準といわれるFDAの医薬品GMP準拠の承認を目指す。  なお、同社は17日付けでトクホ4品の許可を取得。トクホ許可取得総数36品目となり、トクホ取得数1位となった。新たにトクホを取得したのは、血圧低下訴求のサーデンペプチド錠剤2品、整腸作用訴求のケール青汁1品、整腸作用訴求のキャベツ発酵エキス粉末ドリンク1品となっている。

2005年11月28日 18:24