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備前化成、日健栄協のGMP取得

備前化成(株)(本社岡山県赤磐市、石原隆文社長)は9日、(財)日本健康・栄養食品協会の健康補助食品GMP認定を取得した。認定を受けたのは、錠、ソフトカプセル、ハードカプセル、顆粒、粉末、飲料製造の一貫工程。  同社は80年頃に医薬品のビタミンEの製造を開始したため、もともと工場の設計において医薬品GMPに準拠している。健康食品製造においても医薬品 GMPにのっとっていたが、健康食品のシェアを獲得するためにも日健栄協が発行する認定書がクライアントに対して高品質の証明になると考え、今回取得に至った。  5月10日に申請を出し、今月の認可になった主な要因は、文言を日健栄協用に合わせる作業に時間がかかるなど、書類上の不備があったためだという。日健栄協のGMP取得は6番目にあたる。  現在は、ISO9000番台を全社で取得するため、作業に取り組んでいる最中だ。  なお、同社の売上高の70%が健食の受託加工で、20%が機能性素材・医薬品原体の製造、10%が医薬品の製造だという。

2005年11月28日 18:17