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健食の原材料情報書、内容を拡充して第二報

CRNJAPAN(事務局東京、多田和生理事長)健康食品原料品質管理基準検討委員会は、11月1日、『健康食品原材料情報書~第二報~』を発行した。会員以外でも実費1000円(税、送料込み)で購入できる。   今回、発行した情報書はA4判・113ページ。前回発行した第一報を上回る全46アイテムを紹介した。46アイテムは、委員が70~80くらい候補をあげた中から、使用頻度が高く、市場性が高い原材料に絞り込んだ。例えば、アガリクスプラゼイエキス末、コエンザイムQ10、α―リポ酸、トコトリエノール、ノコギリヤシ精製エキス、アスタキサンチン、グルコサミンなど動物由来成分、植物由来成分、合成品から幅広く掲載している。   各原材料の紹介は2ページで、「錠剤、カプセル状等食品の原材料の安全性に関する自主点検ガイドライン」に基づき、14項目にわたるアンケートを行った上で、成分・本質、製法、使用並びに保管上の注意事項、安全性情報(安全性データ、遺伝子組換か否か、アレルギー物質か否か、TSE/BSE情報、農薬・有害物質の有無)、取扱業者などを掲載した。   臼杵孝一副理事長は、「最低限、取扱業者はこのくらいのデータを持つべきという、健康食品原材料のあるべき姿のサンプルを作成したと思ってくれればいい」と語る。掲載成分に該当しない原材料を扱っている事業者は、「調査項目を参照してほしい」(同)と言う。   今後、これ以上掲載原材料を拡大する予定はないという。

2005年11月07日 12:53