健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

トウゲシバ抽出物サプリメントが人気

トウゲシバ (株)皇漢薬品研究所(本社東京都千代田区、呉明輝社長)では、製造を受託しているトウゲシバ抽出物配合サプリメントの出荷数が前年比3倍近くの伸びを示している。  呉重國専務取締役によると、トウゲシバ抽出物サプリメントが注目され始めたのは1、2年前からで、認知症や記憶力の低下を心配する40代後半からの中高年世代や受験生などの学生を中心に人気を集めているという。  トウゲシバ抽出成分である「ヒューパジンA」は中国で医薬品として扱われおり、特にイスラエルで本格的な研究がなされている。脳内の神経伝達物質の分解を抑制し、神経細胞の保護や樹状突起の発育促進作用も証明されているが、学術調査室・早川明夫室長は「これ一つで作用を期待するというより、DHAやEPA、イチョウ葉などとの併用によって相乗的な効果を得ることを提案している」と述べている。  (株)皇漢薬品研究所では天然のトウゲシバより抽出したエキスを使用し、ソフトカプセルで製品化している。トウゲシバ抽出物については、(株)ツムラと共同研究を重ねてきたが、現在は原料生産など含め全てを引き継ぐ形でOEM受注を行っている。日本での取り扱いは同社のみ。

2005年11月21日 17:13