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東芝よりイチョウ葉エキスフィルター搭載の加湿器

加湿器KA-E55DX 東芝コンシューママーケティング(株)(本社東京都千代田区、佐藤芳明社長)は、イチョウ葉フィルターにより室内のダニや花粉を抑制するなど抗菌機能を強化した加湿器を9月より販売しているが、11月に入ってから順調な売れ行きを見せている。加湿器の市場は11月の現時点で前年比150%の伸びを見せており、同社でも、販売のピークと見込む12月も同程度の前年伸長になると推測する。  同社の加湿器KA-E55DXの特徴は、トリプル除菌システムと銘打った除菌システム。“空気も水もキレイ!”と、タンクから引き込まれた水の腐敗を防ぐ銅繊維除菌材やフィルターでの雑菌の繁殖などを防ぐ抗菌気化フィルターで、蒸気となる水を衛生的に保つ。また、空気の取り入れ口にはイチョウ葉エキスフィルターを採用することで、ダニの死骸や花粉などのアレルゲンをフラボノイドやギンコライドが抑制し、室内にそれらのアレルゲンが拡散されるのを防いでいる。  さらに、今期はマイナスイオンを発生させるプラズマアタックジェネレータも搭載。同社の独自技術により、マイナスイオンを大きなクラスター(塊)で発生させることにより、持続力が既存品の2倍で1分近くになり、部屋の隅々までいきわたるのに十分な時間を確保できる。これにより、空気中に浮遊するウイルスや菌等の働きを抑制する他、静電気の除去に効果があるとする。  その他、水を溜めるタンク部分が透明で水量を一目で確認でき、奥まで手を入れて清掃することができるなど、衛生面の消費者ニーズに対応している。また、ハイブリッド式による加湿なので、噴出し口の温度が低く、やけどの心配がない。  同社の家電事業部クリーンソリューション部販売企画担当・大島康人課長は、「10月は例年より気温が高かったため、売り上げはまずまずといったところだったが、11月に入って、気温の低下とともに販売台数が伸びてきている」という。また、経営企画部ブランド推進担当依田由佳主任は「花粉症やダニといったアレルギーだけでなく、流行が予想されるインフルエンザや風邪の予防でも訴求できるのではと考えている」と話す。

2005年11月28日 17:59