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ササキの美容液がハンズで16ヶ月連続NO.1

バッサ (株)ササキ(本社東京都荒川区、佐々木秀介社長)が販売する高機能水ジェル美容液「バッサ」が、東急ハンズの売上げランキング化粧品部門で16ヶ月連続ナンバー1になっている。昨年1月に販売以来、全シリーズで4億2000万円の売上高を達成、そのうち7~8割が美容液の売上高だという。  この美容液はもともと、昭和大学歯学部が治療の一環として使用していた強電解酸性水をジェル化したもの。最先端技術により、水素イオンを高度に含ませ、エネルギー密度を高くした。  日本口腔機能水学会誌に昭和大学歯学部口腔病理学教室が発表したところによると、このジェルは(1)ラット背部に一部創傷を作ったところ、7日例では強電解酸性ジェル群(高機能性ジェル群)はコントロール群と比較して約45%、50倍希釈イソジン群と比較して約35%、強電解酸性水群と比較して約 37%の有意な傷の縮小率を示したほど細胞の再生効果があるほか、(2)歯周炎の病原菌であるグラム陰性通性嫌気性桿菌に持続的な殺菌効果を示した。また、歯周ポケット内に投与することにより、ポケット内細菌数を減少させる効果があることが分かった。(1)に関しては、傷を縮小するにあたり、上皮細胞を再生、肉芽組織の増殖及び分化が著しく良好で、副作用が全く見られなかった。(2)の殺菌効果は、歯科専門医が使用する殺菌薬剤であるペリオフィールとほぼ同様の結果だった。  同社では、口の粘膜のようなデリケートな部分に良いならば、皮膚にも良いはずだと考え、商品化に至った。当初は歯槽膿漏対策商品として開発したが、医薬品として認可を受けるには時間とコストがかかるため、まずは化粧品として開発した。  皮膚の再生力は健康的な角質層を形成させ、素肌をハリのある、なめらかな状態に修復する。また、ph2.2の除菌力により、悪玉菌の増加を抑え、 ph5.5の弱酸性である正常な肌の状態に戻す。さらに水分補給力を持つことからセラミドやコラーゲンの形成を促し、自然治癒力を高める。ほかに増粘ゲル化剤「セルロース」が、肌に負担をかけずに古く硬くなった角質、毛穴の黒ずみを優しく除去、美白を可能にする。保湿剤としては、グリセリン、ヒアルロン酸、ソルビトールなどが配合されている。全成分が食品添加OKなので、飲むこともできるほど安全だ。  合成界面活性剤、防腐剤や香料、着色料だけでなく、細胞膜を傷つける乳化剤も一切使用していないのも特徴だ。佐々木社長は「どんなに良い原料を使用していても界面活性剤を使うと効果が相殺されてしまう」と話している。  現在の販路は、東急ハンズのほか、新宿小田急百貨店、上野松坂屋、天満屋、有名ドラッグストアなど。来年からは伊勢丹での扱いもスタートするという。説明商品のため、発売後2週間程度は同社の社員を派遣し、キャンペーンを行って販売するという手法を取っている。キャンペーン後も売上高が上がっているのは、「1回目の購入が2回目の購入につながる割合が7割以上だからではないか」(佐々木社長)としている。  25日には好評を受けて、シリーズに新たに「ソープ」を加えた。これでラインナップは4品となる。価格は美容液の20mlトライアルタイプが3990円、100mlタイプが14700円、新製品のソープは80g・2625円となっている(いずれも税込み)。

2005年12月26日 16:29