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ウテナのCoQ10シート、プレサシリーズの出荷量牽引

プレサ (株)ウテナ(本社東京都世田谷区、岩倉具房社長)が販売するシートマスクシリーズ「プレサ」5種の出荷量が、予定出荷量の20%増となっている。12月は対前月期20%アップを目指す。販路は、ドラッグストア、GMS、ホームセンターなど8000~1万店。  中でも、販売を牽引したのは、「プレサQ10しっとり&ふっくらうるおい濃厚シート」。4月の発売時には、10日間で10万個の販売数を記録した。  同シートシリーズの特徴は、(1)うるおい成分が肌にしっかり浸透し、翌朝のお化粧ののりが良くなるなど効果がはっきり実感できること。それは乳状美容液と切り込み入りのシート状マスクが生み出す、吸い付くようなフィット感、(2)5枚で定価735円(税込み)という低価格。  シートのフィット感については、マスクをしながら家事などで動いてもはがれないほどで、肌への効果だけでなく、忙しい現代女性のライフスタイルにも合っている。また、低価格が実現できたのは、戦略的に販売数量を見込んでいたため、包材単価を低減化できたため。  「プレサQ10しっとり&ふっくらうるおい濃厚シート」は、低価格ながら人気の成分CoQ10を最高上限まで含有したほか、保湿成分グリセリンを配合。「使用した翌朝はお化粧ノリが違うなど、うるおいの実感が得られやすいので支持していただいたのではないか」(マーケティング部スキンケアグループ・鎌田幸氏)としている。またCoQ10を試したいという人は多いが、「クリームや化粧水だと、手持ちの化粧品がなくなるまで待つ人が多いが、スペシャルアイテムのシートマスクは手軽に取り入れられたのでは」(同)という。  プレサシリーズの購入者は、当初は20~30代のコスメオタクが主であったが、現在は50代~60代にまで広がりを見せており、シートマスク自体が一般的なものになってきた。これからもますますユーザーが増え、拡大が期待できる市場である。

2005年12月19日 15:33