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アミノアップ化学が韓国に「補完代替医学研究所」

(株)アミノアップ化学(本社北海道札幌市、小砂憲一社長)は、韓国の国立大学であるソウル大学医学研究院に寄付し、「補完代替医学研究所」を開設した。現在、嘉泉医大吉病院小児心臓科の李星宰教授が、主任教授として就任し、ソウル医科大学麻酔科・李相哲教授が所長に就任する。  同社がソウル大学に寄付研究所を創設するに至ったのは、ソウル大学から代替医療を広めるために寄付研究所創設の要請があったため。また、同社としても国内でさまざまなエビデンスは蓄積しているものの、さらに今までにない種類のガンや感染症の補助療法に同社の健食が使用されることでメリットがあると考えたためだ。  この研究所は、東西補完医学の融合による医療の一体化の基礎作りのため、世界各国の研究チームと共同研究または国際学術大会を通じて、韓国の国家的な研究機関として発展させていくことを目的としている。アミノアップ化学としては、この研究所内で同社製品である天然物に由来する免疫賦活物質「AHCC」や、新生血管抑制及びアポトーシス誘導物質「GCP」などを用いて色々な学部が連動した臨床試験が実施されることにより、エビデンスの確立を目指し、結果として国際的に健食の社会的地位の向上につなげていきたい考え。  韓国では、非医療関係者により各種の検証されてない東洋・補完医学が利用されるといった状況が後を絶たない現状がある。そこで、この研究所では、東洋医学や補完代替医療の中で有効性と安全性が検証された治療法を科学的な解明を通して、医師たちに情報  提供していきたいという。研究の結果は、国際的な学術誌やシンポジウムで発表、あるいはインターネットや雑誌などを通じ患者に提供する。これらの研究を通し、ガンのような疾患において西洋医学と共に補完代替医療を並行する方法を模索していく。

2006年01月10日 18:00