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東京企画販売のパーソナル加湿器が在庫切れの好調

MyCureMist(マイキュアミスト) (株)東京企画販売(本社東京都小平市、江森俊之社長)が販売するパーソナル加湿器「MyCureMist(マイキュアミスト)」が、昨年12月半ば頃、5万個を販売して在庫切れをおこし、2万個の追加生産を行っている。現在の販路は、ホームセンター、スーパー、家電量販店、通販企業、生協など。  この製品の特徴は、部屋全体を加湿するのではなく、寝るときに枕元に置いたり、デスク上に設置するなどして、自分だけの限られた範囲を加湿するタイプであること。部屋の中には畳など加湿してはいけない場所があることや、パーソナル需要があると考えて開発したという。価格も2980円(税込み)と、部屋全体を加湿するタイプより廉価になっている。  気化式という方式を採用、吸水フィルターに水を吸い上げ、そこに部屋の乾いた空気を通して空気に水を含ませる。また、フィルター通過時にほこりなどを吸着する。同社では、他社が採用している沸騰式は触ると熱く子供やペットに危険であること、超音波式は水そのものを霧状にして吐き出すことから雑菌が混入する恐れがあると考えたという。 MyCureMist(マイキュアミスト) 湿気の出し方が緩やかで電池式なため、音も非常に静かで、携帯性にも優れる。電源を入れっぱなしで20日間使用できる。水は3日間もつ。また、デスクに置いた時、ちょうど顔に湿気が当たる構造になっている。アロマオイルを水にたらして使うなどの用途も考えられるという。要望によっては100VのAC アダプターを付けることも可能。  同社では、「今年は業界全体で加湿器が好調なため、一昨年の実績である8万台以上販売できると見込んでいる。今後はもっと通販ルートへの卸しを強化したい。また、現在消臭剤の企業とタイアップして商品開発も行っている」(江森社長)としている。

2006年01月10日 18:01