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ホンダトレーディングがナットウキナーゼを供給開始

(株)ホンダトレーディング(本社東京都千代田区、斉藤敏雄社長)は、ナットウキナーゼの原料供給を本格的に開始する。  同社は数年前より、ナットウキナーゼの発見者である須見洋行教授(倉敷芸術科学大学大学生命科学部)の指導で研究開発を進め、高活性のナットウキナーゼ(活性値20000FU/g以上)の量産に成功した。研究着手時には、ナットウキナーゼの構造に関する特許(『線溶活性蛋白質およびその製造法』特許番2119017号)を保有する日本ケミカルリサーチ(株)(兵庫県芦屋市)と、同特許の専用実施権の設定契約を締結している。そのため、今後は特許原料として訴求し、市場での地位を確立する考え。取引先は、すでに国内で数社が決定しているほか、海外への事業展開も視野に入れる。  同社は自動車メーカーである本田技研工業(株)の100%子会社。国際商社として、鉄鋼や自動車部品のほか、食品なども取り扱う。大豆事業部では、同社が開発した大豆“珠美人”を米国の契約農場で生産し、輸入・販売している。

2006年01月27日 12:15