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ノラ・コーポレーションの「ワイルドヤム」38%伸長

ワイルドヤム (株)ノラ・コーポレーション(本社千葉県千葉市、金田郁子社長)が販売するチンキタイプのハーブ・サプリメント「ワイルドヤム」の2005年度(2005年12月期)売上高が、対前年比38%の伸びとなった。伸長した理由は、雑誌「Saita」に取り上げられるなどメディアの露出が増えたことと、チェーン展開を行う既存取引先の導入店舗が増えたため。   ワイルドヤムとは、メキシコ産の野生ヤマノイモのことで、南米で伝統的に自然療法に用いられてきた。植物性の女性ホルモン様物質をプエラリアミリフィカよりも含むことから、生理痛や生理トラブル全般、つわりの緩和などに用いられる。またサポニンを含むことから、リウマチの痛みや消化器系のトラブルを緩和する。ほかにコレステロールに関して、改善効果が確認されている。   摂取方法は、1日1~5回、1回に20滴ほど、スポイトに含ませ口の中に直接落とすか、ぬるま湯で薄めて飲む。味はメープルシロップフレーバー。チンキの形態を取ったのは、カプセルなどで摂取するより吸収が良いため。日本ではチンキタイプのハーブ・サプリメントはあまり見られないが、欧米ではオーソドックスな形態だという。   今後の展開としては、「月経痛に限らず、バストアップなど美容面からも訴求していきたい。例えば、卸し先の小売店に美容ハーブのコーナーを作ってもらうことなどを考えている」(同社営業企画室・金田太朗室長)としている。

2006年02月10日 14:47