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森谷健康食品がモリヤウィッキーのバルク供給拡大

森谷健康食品(株)(本社東京都杉並区、森谷龍一社長)は、今年、キャベツの原種であるスクマウイキから作った健康食品「モリヤウィッキー」のバルク供給を拡大する。現在、販売しているのはフリーズドライタイプだが、今春に冷凍ペースト、今秋にAD(熱風乾燥した粉)のバルク供給に乗り出す。フリーズドライタイプは、栄養価が最も保たれるが、価格が高いことが拡販のネックになっていたため、価格を下げた冷凍ペーストとADを売り出すことで、新規顧客を取り込む。   「モリヤウィッキー」は、(1)栄養価が高く、バランスが取れている、(2)ケールに比べると味にクセがなく、水に溶かしてドリンクとして飲むだけでなく、アイスクリーム・ホットケーキ・パン・うどん・ソバ・スープ・カレー・餅に混ぜるなど多方面の利用が考えられる、(3)原料のスクマウイキは、群馬県の有機JAS認定の契約農家で育てられている――などの特徴が挙げられる。栄養バランスが整い、豆乳に混ぜるなどして飲むと腹持ちすることから、代替食品としてダイエットに用いることもできる。   ビタミン、ミネラルが豊富であるため、高価な動物性食品の摂取が困難なアフリカの人々は、スクマウイキをビタミン、ミネラルの摂取源としていたという。特にケールと比較すると、亜鉛とビタミンKの含有量が高い。亜鉛は、栄養機能食品の表示範囲にも含まれ、パワーや精力を出すミネラルとして注目されている。ビタミンKは、カルシウムの吸収を助けるので、妊婦が摂った方が良いといわれている。   フリーズドライタイプは、2年前から販売しており、年間5tの販売実績がある。冷凍ペースト、ADに関しては、現在安全性を確認している最中だという。同社では、冷凍ペーストは、フリーズドライタイプよりはるかに味が美味しいとしている。

2006年02月08日 15:37