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森永製菓が代替食品ダイエット市場に参入

ウィダーダイエットサポート 森永製菓(株)(本社東京都港区、森永剛太社長)は14日、「ウィダー」ブランドで代替食品によるダイエット市場に参入する。販路は、ドラッグストアと直販のみ。   商品名は「ウィダーダイエットサポート」で、粉末タイプ。同製品を1食に置き換えることで摂取カロリーを減らすのは他社製品と同様だが、同社製品が特徴的なのは一般に販売している低脂肪乳と混ぜて摂取することを推奨しているため、他社製品に比べると高めのカロリー設定になっている点。1日最低 1200kcalを摂取しなければ筋肉が減少するため代謝が下がり、ダイエット後にリバウンドしやすい体になってしまうという考えに基づき、3食で 1200kcal以上になるように設計している。   1食分を低脂肪乳300mlと混ぜて摂取することで、朝食時で248kcalを確保するようにしている。例えば、昼食時に摂取する場合は、低脂肪乳に混ぜた同製品プラスおにぎり1個、ほうれんそうのおひたしで450kcal、夕食時に摂取する場合は、低脂肪乳に混ぜた同製品を野菜と海藻のサラダと組み合わせ295kcal摂取するなどのメニューを提案。体重は週に0.5kg、月に2kgの減少を推奨している。   脂肪燃焼効果のある大豆たんぱく、ビタミンB群のほか、鉄分、カルシウムを配合。腹持ち感を持たせるため、食物繊維とねばりけを持たせる増粘多糖類も使用した。砂糖は不使用。 ウィダーダイエットサポート ピーチ ウィダーダイエットサポート 同社の女性社員14人を対象に、競合商品との味覚に関するブラインド調査を実施。香りについては69%が、甘みについては61%が、風味については 74%が「競合商品より好ましい」と回答した。味は、ココアとピーチの2種。価格は14食分・5000円と、代替食品メーカー大手の製品より安価に設定した。   また、商品発売に先立って専用サイトを開設。サイトでは、一般モニターのダイエット体験日記を公開するほか、1日のメニュー例や試飲会レポート、Q&Aを紹介、利用者のダイエットをサポートする。

2006年02月17日 12:08