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舌ブラシ「スイトローザ」が売上を伸ばす

▲スイトローザ本体

雑貨などの輸入・販売を行う(株)ジャパン・インターナショナル・コマース(本社東京都目黒区、中村貞彦社長)の舌クリーナー「スイトローザ」の売上高(2006年3月期)が対前年度260%の売上を達成した。1月下旬に放映された口臭予防を特集したテレビ番組の影響もあり、現在も新規取引先が決定している。 「スイトローザ」は、ドイツ・マイクロリザルト社製の舌クリーナー。先端のクリーナー部分は超極細繊維のマイクロファイバーを使用したパッドになっている。他の舌クリーナーとは異なり、舌上を擦って汚れをかき出すのではなく、汚れを絡め取って除去するため、舌への刺激が少ない。マイクロリザルト社は同製品で国際特許を取得している。 同製品を推奨する高橋デンタルオフィス・高橋純一院長によると、「口臭などの原因となる汚れ、舌苔を除去するため、舌を固いブラシなどで必要以上に強く擦ってしまうと、舌乳頭とよばれる突起が傷つき出血する。これを日常的に繰り返すと舌ガンの発生率が上がることが動物実験で確認されている」という。

▲マイクロファイバーを使用したパッド

極細繊維なので、通常のプラスティックやラバー製のものでは届かない舌表面の細かい溝の中まで入り込むことも可能だ。パッドと舌の接触面が広く、動作回数もおさえることができ、効率的に汚れを除去する。パッドは、抗菌処理が施されており、毎日の使用で3週間程度もつ。汚れたら取替えができる。 販路はマツモトキヨシやトモズ、ライフォート、てらしまなどのドラッグストア、イトーヨーカドーやイオン、トステムなどの量販店、東急ハンズなど。アマゾンやケンコーコムなどのネット通販での販売も行う。 価格は「本体ブリスターパック(替パッド1個入)」と「替パッド(4個入)」ともに1,029円(税込)。

2006年02月17日 12:28