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バイソンがあかすり新シリーズで、”和エステ”を提案

▲パッケージ
▲本体

バイソン(株)(本社大阪府大阪市、遠矢健三社長)は21日、新たなボディケアシリーズ「あかすり屋」の販売を開始した。   「あかすり屋」シリーズは、「あかとりパフ」、「あかとりソルト」、「もみだし入浴剤」の3品目。ボディケア意識の高まりと、角質ケアが部分用から全身用に拡大しつつある市場の動きに着目して開発した。製品やパッケージに和風テイストを取り入れ、従来のあかすり用品とイメージの差別化を図る。   シリーズの中心となる「あかとりパフ」は、あかとり面とボディタオル面が一体となったボディスポンジ。各面にそれぞれ別用途を持たせている。あかとり面は100%植物由来の繊維で織られた縮緬を使用した。織りの凸凹と繊維のよりが、肌上の垢やザラツキを絡めとる。エッジの立った固い繊維で擦るのに比較して、肌への刺激が少ない。また、スポンジがクッションとなり、擦る力を適度に調整できる。裏面は肌触りが滑らかなボディタオル。丸型で、“メッシュポケット”というバンドがついているため、手に固定しやすい。   「もみだし入浴剤」は、入浴により角質をやわらげるのが目的。袋に入った入浴剤をもみ出して使用する楽しさを加えることで、入浴時間を長くする効果もある。配合したのは温浴効果と保湿効果のために唐辛子や生姜エキス、角質を柔軟にするためのパパイヤ酵素など。温泉含有成分や緑茶エキス、米ぬか末なども加えている。湯は乳緑色で、薬草のようなスパイシーな香りとグリーンティーの香りを合わせている。   「あかとりソルト」は、洗浄成分に天然の絹塩を配合したボディソープ。絹塩は通常のソルトより粒が細かく、皮膚の薄い部分などへの刺激を低減できる。皮膚表面のアカや毛穴に詰まった老廃物を落すほか、マッサージ効果による血行促進や肌のひきしめも期待できる。そのほか、スクラブ成分としてアンズ核、角質柔軟成分としてリンゴ酸やパパイヤ酵素などのフルーツ酸を配合した。温泉含有成分や緑茶エキス、米ぬかエキスで保湿も行う。空気を多く含ませ、ホイップ状の柔らかな肌触りにした。   同社東京営業所化粧品部・小林佳緒里氏は「ターゲットを女子高生から20代の未婚OLと見込んでいたが、ジャパンドラッグストアショーで出品した際にはそれより高い年齢層の女性も興味を持ってくれた。思ったより購買層は広がりそうだ」という。和風テイストを取り入れたことで、従来のあかすりに興味を持つ層以外にも受け入れられやすいと考えている。   販路はドラッグストアが中心で、そのほかバラエティショップなど。ロフトの一部店舗では先行販売を行った。パフだけでなく、ソルトや入浴剤などでシリーズ化したことで、ボディタオルなどのコーナーではなく、ボディエステ売り場での展開を提案していく。   各価格は「あかとりパフ」714円、「あかとりソルト」(280g)1,260円、「もみだし入浴剤」(25g×5袋)903円。いずれも税込。

2006年02月22日 11:29