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持田ヘルスケアが真菌(カビ)と細菌をW洗浄するソープ発売

コラージュフルフル液体石鹸 持田ヘルスケア(株)(本社東京都新宿区、柏直輝社長)は、このほど真菌(カビ)と細菌をダブルで洗い流す医薬部外品のリキッドソープ「コラージュフルフル液体石鹸」を発売した。   従来の医薬部外品の石鹸は、細菌を殺菌する成分“トリクロサン”が含有されているものだったが、同製品はさらに日本で初めて真菌(カビ)を洗い流す成分“硝酸ミコナゾール”を加えた。   真菌(カビ)には、水虫の原因となる白癬菌を始め、でんぷう菌、カンジダといった皮膚疾患を引き起こすものがある。ブーツなどで足が蒸れた状態が続いたり、ジムやプールでほかの人の足跡に接したり、ペットに触れたりした時や、梅雨時に繁殖しやすいという。特に、肌についた水虫菌は早ければ24時間で皮膚に入り込むため、24時間以内に洗い流すことが予防・再発防止につながる。   同社が、「コラージュフルフル液体石鹸」による洗浄部位と「“硝酸ミコナゾール”未配合石鹸」による洗浄部位を、それぞれ真菌用培地に押し当て、 14日間、27℃で培養したところ、「コラージュフルフル液体石鹸」の培地では「未配合石鹸」に比べ真菌がほとんど繁殖しなかったことが分かっている。   また、すすいだ後も皮膚に抗真菌活性が期待できる“硝酸ミコナゾール”の残存が確認されたという。抗菌力は高いが、無香料・無色素で低刺激性なのも特徴だ。   同社では、皮膚科医の意見から、真菌の1つであるフケ原因菌を抑えるために“硝酸ミコナゾール”配合のシャンプー&リンスをすでに商品化しているが、体や手を洗う時にも応用できると考え、今回ソープを商品化した。   販路は、薬局・薬店、ドラッグストア、百貨店、調剤薬局などで、説明販売を行ってくれるところ。ほかに、皮膚科医で資料やサンプルを配布している。

2006年02月24日 09:00