 |
| ▲パッケージ |
 |
| ▲本体 |
（株）ユニークプロダクツ（本社東京都文京区、安田信吾社長）が販売する禁煙グッズ「健康スモークパイプRe80」の累計販売数が、昨年11月から今年1月までで累計1万5000本に達した。同製品は、2004年の1年間にヨーロッパなど5ヵ国で300万個を販売した実績がある。 同製品はホルダー型のもので、タバコの吸い口に同製品をはめて吸うと、ニコチンを約80％カットできるため、タバコの吸い心地が少し薄くなる程度で徐々にニコチン依存症から脱することができるという。 構造は、ホルダーに組み込まれた弁によって煙を70％カットし、残り30％の煙が弁から流れ込む空気によって冷却されることで煙含有物の10％が濃縮され、ホルダー内に残留してタバコの風味が味わえるというもの。内蔵されたらせん状のスチールがタールとニコチンをキャッチして排除する。このタールとニコチンをキャッチする仕組みは日本で特許を申請中だ。 タバコ“マルボロ”と喫煙機を用いた実験をISO規格に準じて行った結果、タールとニコチンのカット率は、タールが80.7％、ニコチンが79.5%だった。 現在の販路はネットショップへの卸しのみのため、購入層は健康を気にかける40歳以上の男性が多いが、5月から全国のドラッグストアで展開を開始するため、購入層の拡大が予想される。 価格は税込み3800円で、1年間使用できる。販売目標は年間10万本。
