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ミツコムトレード24 / 不飽和ミ脂肪酸やビタミン類が豊富なアボカドオイル拡販

Rocio del Bosque(ロシオデルボスケ) ミツコムトレード24(株)(本社東京都品川区、三井高治社長)は、昨年11月に発売し、自社通販とレストラン販売に限っていた食用アボカドオイル「Rocio del Bosque (ロシオデルボスケ)」の販路を本格的に拡大する。販路として想定するのは、通販会社や高級食材店や百貨店、商社など。展示会出展後、引き合いも多く、現在数社と協議中だという。同製品はアボカドの実から圧搾した食用油で、不飽和脂肪酸やビタミン、ミネラルといった栄養面で注目される。  アボカドは、栄養価が最も高い果物としてギネスブックにも登録されている。そのアボカドから抽出されるオイルはオレイン酸を79%含有し、飽和脂肪酸は10%。オリーブオイルのオレイン酸76%、飽和脂肪酸14%と比較すると、組成は近いながらも、アボカドオイルはより優れているとする。また、ビタミンが12種、ミネラルや食物繊維(ペクチン)など14種を含有しており、総合的に栄養成分を摂取することが可能だ。ビタミンの中には胎児の成長に欠かせないとされる葉酸も含んでおり、同社では妊婦の摂取も推奨している。  アボカドの世界の生産量の60%以上をメキシコが占めており、同社では、メキシコ産のアボカドの中でも最高級といわれるHass種を使用。メキシコ・アボレオ社との共同事業で、特許を申請中の独自技術により搾油を行っている。搾油から充填までの工程で空気に触れることがないため、酸化のリスクが最小限にとどめられる。また、環境に配慮した技術であり、薬剤などの添加も一切行わない純粋な植物油を生産する。研究開発にあたっては、複数のメキシコの大学や研究機関などが協力している。  現在は、精製タイプの「リファインオイル」と、フレーバーを加味した「レモン風味」「ペッパー風味」「ガーリック風味」の4品目。「リファインオイル」は無臭で、サラッとした食感となっている。これらは、生食にも加熱調理にも適しており、料理に使用するだけでなく、大さじ2杯程度の少量を毎日飲んで、健康維持に役立てることもできるという。  現在、同製品を取り扱うレストランでは、リピート購入が多く、月間50本程度を販売。特に人気が高いのがリファインオイルとレモン風味。  今年6月にはエキストラバージンオイルの発売も予定されている。今後、より積極的にレシピ提案も行い、アボカドオイルの普及に努めていく計画。また、含有成分の豊富さや浸透性の良さ、さらりとした感触、無臭であることなどに着目し、リファインオイルを使って、マッサージなどの際に使用するキャリアオイルや、美容液(オイル)の開発も検討している。  価格は「リファインオイル」375mlが2,310円、「リファインフレーバー」は各種250mlで1,890円。いずれも税込み。

2006年03月15日 10:00