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ラティーナ / 数々の賞を受賞したチリ産オリーブオイルが好評

オラベオリーブオイル 南米の有用植物を取り扱う(株)ラティーナ(本社東京都大田区、馬場弘行社長)が輸入販売するチリ産オリーブオイル「オラベオリーブオイル」の売行きが好調だ。これまでは自社通販でのみ販売していたが、今後は卸販売も行う予定。   同製品はチリのアグリコラ・バジェ・グランデ(AVG)社製。チリの気候は地域により地中海域のものと似ているため、気候特性を活かしてオリーブの栽培が行われている。また、チリにはオリーブの害虫となるミバエが生息しないため、農薬の使用が必要ない。そのため、完全有機栽培が容易で、スイスの IMO、日本のJAS認定といった有機栽培認定を取得している。   製品グレードはエキストラバージンオリーブオイルで、酸度(遊離オレイン酸量)は0.15%。これは、国際オリーブオイル協会が定めるエキストラの規格は酸度(遊離オレイン酸の量)が1.0%以下であることだが、これを大きく下回る。この品質を実現可能な理由は、実が熟しきらない青い状態のうちに、ほとんどを手摘みにより収穫し、農園内の工場ですぐ採油するため。加工段階における製品劣化を最小限に抑えられる。   同社では昨年11月より同製品の一般への販売を開始した。しかし、料理学校の講師をする調理師らの研究会で紹介したのがきっかけとなり、受注が急増。予定より早い今年1月に再入荷を決定した。今後は販路として、高級食材を置くスーパーや百貨店などを考えている。    同社営業部・野口氏は販路拡大のほかに、「料理教室や料理店にも積極的に紹介していきたい。味にうるさい人を納得させられるだけの味と品質がある」とはなす。試食した調理師などからは、「生食で食したい」「香り豊かでジュースのようだ」「サラッとしていてクセがない」といった声が寄せられた。世界的な評価は、レオネ・ドロやソル・ドロ、バイオルといった権威ある国際オリーブオイル・コンクールで優勝するなどして、獲得している。   250mlタイプが1,470円、500mlタイプが2,415円。いずれも税込。

2006年03月08日 10:04