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タマコーポレーション / 「ラディアンス」を美容ルート以外へも

ラディアンス (株)タマコーポレーション(本社東京都新宿区、忠平政繁社長)は、美容室専売品として販売を行ってきた美容エッセンス「ラディアンス」の販路を拡大し、一般への卸しを開始すると発表した。
 「ラディアンス」は、ビタミンC誘導体5%配合の美容液。ビタミンC誘導体には、浸透力が高く、持続、安定性にも優れているアスコルビン酸リン酸塩を採用。これに、保湿のためのヒアルロン酸原液を配合した。ビタミンCが内部で働き、ヒアルロン酸が肌表面を保湿する。同社・本田裕紀取締役は「美肌にはビタミンCが最も有効な成分と考えている。深皮層に届いたビタミンCが効果を十分に発揮するよう、あえてシンプル処方にした」と話す。同製品は肌からのサプリメントと位置づける。
 使用者の声としては、ニキビの改善例が多く、また、日焼けしにくくなったという感想も寄せられている。効果の実感と、手持ちの化粧品を使った従来のお手入れ方法に組み込めることが人気の秘密だとみている。
 同製品はNPO国際エステティックセラピー介護支援ボランティア協会(IASA)と企画・開発を行い、取り扱いはIASAの加盟サロンのみだった。これまでの実績として、スタッフ4人の美容室で月平均40万円弱、多い月には100万円を超える売上を達成している。本田取締役は「初回に40ml入りを購入した人が、続けて業務用タイプを買う場合のリピート率は7割を超える。美容師と顧客のコミュニケーション・ツールとしても活用できる」という。また、同製品が美容室の新規顧客獲得につながるケースもあるという。しかし、クチコミで評判が広がり、販売店を増やして欲しいとの声が多くなったことから、より広いチャネル構築を目指すことを決めた。
 美容室が取り扱う場合はIASAへの加盟が原則となり、委託販売制をとる。その他販路としては、すでにネットショップ数店舗で販売を開始、今後は実店舗販売を含む小売店舗へ販売を強化する。販売店の業態は限定していない。
 1本40mlで、価格は6,300円。200ml入りは21,000円。いずれも税込。

2006年03月15日 10:00