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ハウス食品 / ハウス「食物せんいのおいしい水」を初の特保商品として本格販売へ

 ハウス食品㈱(本社東京都千代田区、小瀬書・ミ長)は、2003年3月から、からだの中からすっきりキレイになりたい女性をメインターゲットとして発売していた食物繊維入りの飲料、ハウス「食物せんいのおいしい水」が昨年12月に厚生労働省から特定保健用食品と認可され、同時に「お腹の調子を整える」と表示許可の取得を受けて、新たにパッケージをリニューアルして3月6日から販売を開始した。同社初の特定保健用食品として、本格販売していく。初年度売上10億円を目指す。
 同社は、日本人の成人1日あたりの食物繊維平均摂取量は、約14gで厚生労働省が推奨する摂取目標19g~27gに対して、1日に約10g不足していることを背景に、食物繊維の不足を解消するための飲料として商品開発していたもの。同商品には、1本(500ml)に食物繊維(還元タイプ難消化性デキストリン)が10g入っているため、水分補給と同時に、1日に不足する食物繊維を簡単に補うことができる。無色透明・無味無臭の、水のように飲める飲料。税込希望小売価格168円。
 還元タイプ難消化性デキストリンは、今までにない新しいタイプの水溶性食物繊維で、水の液色(透明)に影響を与えない原料。特定保健用食品としては新規の関与成分で、ハウス食品が初めての取得となる。この還元タイプ難消化性デキストリンの働きで、“お腹の調子を整える食品”として、20~40代の女性層をコアーターゲットとし、毎朝飲んでもらえる飲料として訴求していく。
 また、同社では、1983年に「六甲のおいしい水」を業界で初めて国産のナチュラルミネラルウォーターとして商品化して以来、パイオニアとして、水を中心とした飲料を展開してきた。ハウス「食物せんいのおいしい水」は今回、特定保健用食品市場の中で約半分の売上規模を占めるといわれる“整腸効果”訴求カテゴリーの新たな商品として打ち出し、TVのCM放映や店頭での露出拡大を通じて、本格販売していく。

2006年03月24日 10:00