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コグニスジャパン / 健康志向の食品・飲料向けに水溶性の植物抽出素材を上市

コグニスジャパン(株)(本社東京都品川区、ゲルト・ファブリティウス社長)は、飲料用にアレンジした植物抽出物の原料「Plantalin邃「」の販売を開始した。  「Plantalin邃「」のラインナップは、アロエベラ、ジンセン、グリーンティー、ガラナ、ハニーブッシュ、レモンバーム、パッションフラワー、ルイボスの8品目。いずれも食品や飲料への加工用途で開発した。アロエベラは拡散性の高い果肉のジェルで、そのほかは水溶性パウダーの形態をとり、各有効成分が規格化されている。  同社では、リラックス効果のあるハニーブッシュ、レモンバーム、パッションフラワーの3品の需要が特に高いのではないかと見込む。  ハニーブッシュは南アフリカで伝統的に茶として飲用されてきた植物。用途としてはリラックスのほかに、消化機能の改善がある。さらに、せきや風邪にも効果があるとされる。抗酸化力が高いことでも知られる。カフェインは含まない。色はオレンジ色で、甘く、蜂蜜のような味と香りがあるため、低糖飲料の甘味料としても提案する。  また、ストレスによる緊張緩和などの鎮静作用を期待できるのが、レモンバームとパッションフラワー。レモンバームはヨーロッパ各国で、最も古くから用いられている伝統的なハーブの1つ。安眠効果もあるとされる。製品はロズマリン酸2%で規格化されている。パッションフラワーは、南米や北米が原産とされ、こちらもリラックス・ハーブとして欧米で活用されている。規格はフラボノイド2%。  主な用途としてはハーブ飲料などのソフトドリンクを想定。また、水溶性であるためヨーグルトなどの乳製品、スナックなど、一般食品への加工が容易だ。健康志向の食品や飲料などへの需要を期待する。  同製品は世界同時発売。

2006年03月29日 10:00