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大塚製薬/手軽なおやつ感覚の栄養食品「SOYJOY」を発売 年内に米・中で販売も

SOYJOY  大塚製薬㈱(本社東京千代田区、樋口達夫社長)は、大豆のヘルシーさとフルーツを合わせて焼き上げた、バータイプの栄養食品「SOYJOY」を4月 3日から全国発売する。同社では、このブランドをニュートラシューティカルズ事業の新らしいビジネスモデルを構築するプロジェクト「日・米・中プロジェクト構想」の第1弾の商品として位置づけ、今年中にアメリカ、中国においても販売をスタートする。
  同社では、大豆の栄養素が注目される中で、2002年からまるごと大豆飲料「スゴイスダイズ」を販売。お客様の声から、大豆に対する関心度の高さと反響を得てきたことから、「大豆をもっと手軽に摂ることができる形態の商品を提供したい」との考えのもとで、商品開発したもの。
  「SOYJOY」は、「大豆の恵みをおいしく楽しくお届けする」というコンセプトで開発し、「大豆=SOY」と「おいしさ、楽しさ=JOY」を組み合わせてネーミング。コアターゲットは、20~30代の女性となるが、忙しいビジネスシーンでも、手軽に持ち運べる携帯食として、いつでもどこでも栄養とおいしさの両方を提案している。
  商品の種類は、レーズンアーモンド、カカオオレンジ、アプリコット、サンザシの4つ。希望小売価格は115円(税抜)。小麦粉を使わず、大豆粉だけを生地に使用。大豆をまるごと粉にしているので、大豆タンパク、イソフラボン、食物繊維など、大豆の栄養素を摂取できる。また、大豆に合う、フルーツをチョイスしふんだんに使用することで、果実の自然な甘さが加わり、今までの栄養食品にない、ナチュラルなおいしさに仕上がっている。
  同社では、4月からTVのCM放映を計画中。初年度の売り上げ目標は80億円を目指す。なお、アメリカ、中国での販売は2006年中を計画、アメリカ、中国市場でも大豆の年間消費量が年々伸びている中で、食品・飲料分野でのグローバル展開を推し進めていくことにしている。

2006年03月10日 09:56