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中央書院 / 化粧品の裏側を明かした本を出版

『化粧品中身の真相』 中央書院(本社東京都新宿区、山科峯緒社長)は25日、書籍『化粧品中身の真相』を出版した。
 同書は、データを駆使し、巷に流れる誤った情報や偏見を正す内容だ。また化粧品製造の普段表に出ない舞台裏も明かしており、化粧品づくりの現場の人間が本音を語る。「Part1化粧品成分常識のウソ」と「Part2危ない成分を検証する」の2部で構成される。
 いかに読者を納得させるかに重点を置き、科学的根拠を立証するためのデータを集めた。同書の中には専門用語が多く使われており、エステサロン従事者、美容部員などの化粧品業界者向けだが、文章がやわらかい切り口で書かれているため化粧品に興味のある一般消費者でも読みやすい内容だ。「少しでも多くの方に、イメージに頼り切らない、偏りの少ない化粧品情報を知ってもらいたい」と著者は同書の中で語る。
 著者の角谷貴斗氏は、化粧品処方開発者。化粧品メーカーで10年の処方開発の経験後、独立。「自分の妻や子供に贈れる商品をつくりたい」をポリシーに幅広く活躍する。
 専門書を扱う大型書店、自社直販で販売する。四六版・266ページ。税込価格2600円
 同社は化粧品、美容の専門出版社。このほど発刊された2006年度版『化粧品成分用事典』は1996年の発刊以来3年毎に改定。美容学校、美容部員など化粧品業界関係者や化粧品原料関係者の間で愛読されている同社の売れ筋1位の本だ。新書判644ページ、税込価格4400円。

2006年04月28日 10:00