セブン-イレブン・ジャパンと白元 / アロマ高濃度酸素缶「オーツーサプリ」を発売

（株）セブン-イレブン・ジャパン（本社東京都千代田区、山口敏郎社長）と（株）白元（本社東京都台東区、鎌田真社長）は、アロマ酸素缶「オーツーサプリ」を共同開発、23日より順次、全国のセブン-イレブンで発売する。　プラスチック製のマスクをあてて鼻から高濃度酸素を吸う酸素缶は従来からスポーツショップなどで販売されていたが、スポーツシーン以外の日常シーンでもリフレッシュに使用してもらおうと、気軽に携帯できるよう500mlペットボトル・サイズに小型化。さらにアロマオイルを添加して効果を高めた。酸素濃度は95％で、充填量は3.2リットル。　現代人は、大気汚染、喫煙、ストレス、運動不足などにより肺機能が衰えやすく、慢性的に酸素が不足がちであることが開発背景にある。足らない酸素を補うことで、（1）代謝促進、（2）集中力アップ、（3）覚醒作用、（4）疲労回復、（5）視力回復、（6）アルコール分解作用など、さまざまな効果が期待できるという。開発者の（株）白元・グループ経営統括本部プロダクトマーケティング部プロダクトマネジメント・内木桂氏は「現在は呼吸法によって健康増進をはかるヨガがブームになっていますが、この製品によって呼吸を見直すきっかけになればいいと思います」と話す。　種類は、ペパーミントのエッセンシャルオイルを使用、頭脳覚醒、眠気覚ましに作用する「カラダカン」と、グレープフルーツのエッセンシャルオイルを使用、交感神経のスイッチを入れてダイエット、元気回復などの働きが見込まれる「カラダカン」の2種。　ターゲットは、ビジネスマン、受験勉強中の学生、ドライバー、スポーツジムに通っている人など。当初は店内の冷蔵庫で酸素水のペットボトルと並べて販売、いずれは健康食品のコーナーで販売していく予定。　税込み価格は600円。2秒/1回の噴射で約35回使用できる。　（株）セブン-イレブン・ジャパンでは、「酸素を吸う新習慣を当社から発信していきたい」（同社広報センター・伊藤真由美氏）としている。